かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

携帯の待ち受けに写っているもの

突然ですが、携帯の待ち受け、何が写っていますか?私の携帯の待ち受けが子どもの写真になっていることは、まれにある。けれど、奥田民生である率が高い。なぜなら、携帯の待ち受けというものは、日々の業務を離れて、自分の心がほっと一息つけるものが選ば…

ほぼ日 篠田さんと川崎貴子さんの対談が、すごくいい。

この記事。 ninoya.co.jp 名言がたくさんありすぎて真夜中に引用ツイートしまくってしまいました。 篠田:赤ん坊って当たり前ですが、予見のしようがないんですよ(笑)。(略)たとえるなら「大自然」ですよね。 大自然。台風とか地震とか人間の力ではどう…

小学低学年に読み聞かせした本

「絵本から文字中心の本に移行するには、読み聞かせがおすすめです」と日本語補習校の先生から助言をいただいたため、最初の内は子どもの選んだ本を読み聞かせしていました。その内、1人でも本を読むようになったのですが、簡単な読みやすいものばかり読んで…

アメリカマクドナルドでの「男の子向け」「女の子向け」おもちゃ

アメリカのマクドナルドでハッピーミール(ハッピーセット)を頼むたびに違和感を感じる。おもちゃを選ぶ時、「男の子か、女の子か?」を言うのだ。例えば男の子はポケモン、女の子はハローキティ、のように性別によって渡されるおもちゃが決まっている。一…

「採用基準」を読んで思い出した恐ろしい研修

久しぶりにビジネス書を読みたくなって、「採用基準」を読んでいた。採用基準作者: 伊賀泰代出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2012/11/09メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 24人 クリック: 392回この商品を含むブログ (63件) を見る その中で「…

読書が苦手な小学低学年が夢中になった本 3シリーズ

子どもには本好きになってほしい、学年相当の読解力をつけてほしい。 特に海外で日本語に触れる機会の少ない子どもの親にとっては切実な願いだ。 娘は保育園時代、絵本の読み聞かせが大好きで自主的に絵本を読み、自分でも「本を読むのが好き。」と言ってい…

Spelling Beeとスモールステップ

長女の通う現地校で、Spelling Beeがありました。担任の先生から「ぜひ皆参加してください!」とメールが来ていたので長女に聞いてみるも、「スペリングは得意じゃないから…」と尻込み。が、当日、「今日のSpelling Bee、〇〇も〇〇も参加するんだって。先生…

「はれときどきぶた」と今の小学生

自分が子供の頃読んで面白かったな、と思って、子供に「はれときどきぶた」をすすめてみた。しかし、一緒に読み進めていくうちに、これは「昭和感」が強くて、今の子には面白いと感じられないかも…と思った。例えば男子対女子といった構造があり、異性の悪口…

アメリカ現地校に通う小学生におすすめ 英和辞書

子ども用の英和辞書に悩んでいた。 まず最初に小学生向け電子辞書を買ってみたが、アメリカ現地校の宿題に出る単語は小学生向け電子辞書には載っていないのだった。 次に私が高校時代に使っていた辞書や、アメリカに住むにあたって買った大人用の電子辞書を…

日本とアメリカの国語教育の違い

小学生の子どもを、アメリカ現地校と日本語補習校に通わせて気づいたことを書きたいと思う。 それは国語教育の違いだ。 読書 アメリカの小学校では、とにかく読書をさせる。 家で毎日20分の読書をすることが宿題になっている。 日本の小学校も読書をしなさい…

駐妻失格?!

私は母親業はやっているが、妻業はほぼやっていないことに気づいた。アメリカに来た当初、「夫の前任の方の奥様は、飲み会の時は車を出してみんなの送り迎えをしていた。」と聞いて震えた。駐妻ってそんなこともしなくちゃいけないの!?と思ったが、子ども…

誇り、喜び、落ち込みの人それぞれのポイント

奨学金を完済した…!!この頃一番嬉しかったこと。大学、大学院と6年間奨学金を借りていたので、総額約400万円。日本を離れる前にできれば完済していきたかったのだけど、なんだか引っ越し準備でバタバタしててできず。収入もないのに返していけるんだろうか…

角田光代「坂の途中の家」を読んで

身近な人をおとしめ、「自分は何もできない駄目な奴だ」と思い込ませることで安心する人、というのがいる。しかも結構存在する、と私は思う。なぜなら鈍感に生きている私でさえ、そういう人を複数知っているからである。そのうちの1人に聞いたことがある。「…

アメリカ図書館のstory time(読み聞かせの会)に行ってみた

アメリカの公立図書館では小さい子ども向けに読み聞かせをするstory time を行っていることが多い。外が寒くてなかなか外遊びもできないので、子どもを連れてstory timeに行ってみた。自己紹介して、って言われたらどうしよう、ママ友グループみたいなのがあ…

クラブジャパン

CLUB JAPAN 新規オープンのお知らせ海外赴任家庭には有名であろう、クラブジャパン。これは日本の食品、雑貨、本、雑誌などを海外に送付してくれるシステムだ。夫の会社は半年に一回、クラブジャパンで買った食品と雑貨を送料負担で送ってくれる。カリフォル…

英語初心者の子どもが楽しめるDVD、テレビ番組

関連エントリ satsukinmnl.hatenadiary.jp アメリカに来た当初は、子どもも私もテレビジャパンでEテレの番組を見るばかりでした。 しかし、英語のテレビ番組やDVDも見たほうが英語力がつくし、クラスの中で話が合うだろうな、と思い、いいものがないかな〜、…

低血圧、貧血で疲れやすい体質の私が気をつけていること

私は低血圧で、貧血です。また、人混みが苦手でわりと疲れやすいので、日々気をつけていることを書いてみようと思います。同じような症状の方のご参考になれば。1. 毎晩お風呂に入る。お風呂に入らないと翌朝背中がバキバキにこっているので、寝る前に必ずお…

英語初心者の子どもが楽しめる英語絵本

春から海外赴任です、海外赴任に同行します、という方もいらっしゃるでしょうか。 我が家も赴任当初は、英語が全く分からない、アルファベットもよく分からない状態の幼稚園・保育園年長の子どもをいきなりアメリカの現地校の小学一年生に入れることになりま…

アメリカの小学校のバレンタインカード交換

今週のお題「バレンタインデー」 そろそろバレンタインデーですね。 子どもの小学校では、バレンタインパーティーが行われ、クラス全員のカード交換がありました。 クラス全員にカードを書くなんて大変じゃない?と思われるかもしれませんが、アメリカのスー…

アメリカの学校のsnow day(雪のための休校)

雪が降る地域へ引っ越してきて、よく分からなかったのは、snow dayという制度でした。2月になって次々とスノーストームが来て、立て続けにsnow dayになったので、ここでsnow dayの仕組みを書いておきたいと思います。まず、snow dayというのは、雪や悪天候に…

母がお酒を飲むのにベストなタイミング

お酒。弱くなりました。妊娠〜授乳期間で2年ぐらいは禁酒するわけで、それを2回。そりゃ弱くなるよな〜、と思う。どのくらい弱くなったかというと、妊娠前は居酒屋で3杯位飲むのが当たり前だったのに対し、今では1杯で充分。それでも夏になったらビールを飲…

主婦であること、母であること

「主婦であることを誇りに思ってるし、肯定されたい、世の中に認めてもらいたい」 NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 でVERY編集長が言っていた言葉が印象に残った。 www.nhk.or.jp これは、VERY読者の気持ちを代弁した言葉。 VERY読者ではない私だが、分か…

一人で子どもの看病するの、辛い…

病気の子どもといると、心があっという間に鬱々とした谷に落ちていく。朝、いつものようにそっと起き出すも、眠りが浅くお母さんセンサーが敏感になっている子どもは泣いて起きだしてくる。その後も不機嫌で、べったり抱っこを要求する。それでも上の子の弁…

「岡村靖幸 結婚への道」

まずはじめに。私は岡村靖幸ファンではない。 そしてこの本はタイトルからして岡村ちゃんファンではないと手に取らない本だと思う。 だが、この本をふと手にした私は、あまりに面白くて一気読みしてしまった。 まず、装丁がピンク…! 全面ピンクだ。 それも…

心にあった仕事の大きさ

見渡す限り何もなく、だだっ広くなってしまった土地を見て、東京から来たその人は嬉しそうに言った。「これは沢山建てられそうだなー!」隣には自治体の担当者、つまりは被災した人がいるというのに、そんなことを言うのか。それにこのだだっ広い土地は広す…

退職と価値観

昨年末、会社を退職した。 希望する仕事ができていたし、退職理由は夫の海外赴任に同行するためという自分の意思とは関係ないことだったので、退職したらすっごく落ち込むんだろうなぁ、と思っていた。 しかしこの数年間悩みに悩んでいたからか、退職しても…

映画「マイ・インターン」のモヤモヤ

映画「マイ・インターン」を見た。この映画は多くの働く女性の支持を受けるだろうと思った。(ここからネタバレするので、まだ見ていなくてネタバレ嫌な方は読まないで下さいね。)主人公のジュールズは最終的に人生に必要な「愛」と「仕事」をどちらも手に…

地方出身長男が背負う重圧

親や親戚が知ってるような大企業に入らないとだめなんだ、と彼は言った。就活シーズン。同期の中で真っ先に内定を獲得した彼に、おめでとう!とお祝いの言葉をかけていた時だった。彼は地方都市の農家の長男で、ご両親は当然地元に帰ってきて跡を継いでくれ…

「海街diary」と丁寧な暮らし

映画「海街diary」を見た。 私の大好きな映画だと思った。 小さな街で暮らす女性達のお話。 鎌倉。 季節毎のイベントや家のお手入れを、 家族みんなで楽しみながら行なう。 私の大好きな漫画「オチビサン」と通じるところがあって、こういう丁寧な暮らしの中…

天職

ここ最近の事務手続きの多さにまいっていた。もうすぐ退職なので、とにかく書類を書きまくらなくてはいけない。会社、労働組合、健康保険、年金、雇用保険、財形貯蓄等々。社員名は旧姓、戸籍名は新姓のため、これはどっちの名前で書くんだ…と頭がこんがらが…