かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

2015-01-01から1年間の記事一覧

天職

ここ最近の事務手続きの多さにまいっていた。もうすぐ退職なので、とにかく書類を書きまくらなくてはいけない。会社、労働組合、健康保険、年金、雇用保険、財形貯蓄等々。社員名は旧姓、戸籍名は新姓のため、これはどっちの名前で書くんだ…と頭がこんがらが…

自らの意思

夫婦別姓についてのニュースを聞きながら。自らの意思で夫の姓にしたので、銀行、保険、年金、資格、身分証の姓を変えるために駆けずりまわった。自らの意思で会社で旧姓使用にしたので、保険証、年金、労働組合の為に新姓のハンコ、会社業務の為に旧姓のハ…

キラキラ☆憧れの駐妻生活☆ が分からない

東京カレンダーの連載をむかつきつつ楽しく読んでいたら、「駐妻目的で商社マンと結婚する女性」の話がちらっと出ていた。この「駐妻になりたい人」というのがどうも分からない。日本で英会話教室に行っていた時、受付の女性が「旦那さんの仕事で海外に住む…

料理をこじらせて

とんかつを作った。日本にいた時はとんかつ屋で食べるか、揚げ物屋で買ってくればよかったが、海外暮らしだとそうもいかない。実家も揚げ物はしないで買ってくる主義だったので、生まれてはじめてのとんかつ作り。だと思っていた。長女と一緒にとんかつを作…

男性の女子力

我が夫は女子力が高く、そこがいいところだな〜、と思うのだが、「女子力高いね〜!」ってほめると、必ず嫌そうにされる。ほめてる、ほめてるんだよ!いいところじゃん!と言ってもいや、女子力高くねーし…みたいな感じ。女子って言われるのが嫌なのか。例え…

2人の子持ち専業主婦が4日間一人旅をするためにやったこと

子ども産んだら20年間位一人旅なんてできないよな…と思い込んでいたのですが、先日4日間の一人旅に行ってきたので、どのように準備したのか、そして結局どうなったのか書いておきたいと思います。元々家族旅行の予定でしたが、2泊4日とハードスケジュールな…

初めてのビザ持ちアメリカ入国審査

このサンクスギビングは、一人旅をした。よく考えれば私は一人で海外旅行をしたことが今までなかった。誰かにチケットを取ってもらい、飛行場でも街でもその人にぼーっとついていくうちに目的地に着く。いつもそんな感じだった。今回の旅行で一番不安だった…

迷い込んだお茶会

広島に行った。広島の見どころとして縮景園という日本庭園でお抹茶と和菓子もいただけると知って、ずーっと日本に飢えていた私は、日本庭園!お抹茶!和菓子!と勢いこんで縮景園へ向かった。入り口で入園料を払うと、お茶屋の100円引券がもらえたので、ます…

え、うちの会社だけ…?

「この会社、飲み会の最後は一本締めするって聞いたんだけど、見てみたい!!」と会社の奥様が言った。え、一本締めするんじゃない、普通?と思ったけど、アメリカで会社員生活が長い日本人の人も、「え、そんなの見たことない。見たい!!」と言う。ええっ…

海外で暮らす子どもの学習方針

この前のエントリーで書いた海外で現地校に通う子どもの学習について、たくさんのアドバイスやご意見を伺えたので、それを基に我が家の小2についてこんな方針でやっていこうと思います、というご報告。 何かの参考になれば。 satsukinmnl.hatenadiary.jp 国…

帰国子女のロールモデル不足

先ほどのエントリを読み返して。 satsukinmnl.hatenadiary.jp ああ、余裕が出てきたんだな、と思った。 渡米1〜2年目はとにかく現地校に慣れることに必死で、日本語と英語のバランスなんて考える余裕はなかった。 現地校に嫌がらずに通うことができるか、先…

海外での子どもの学習に関する悩み

海外に暮らす家庭にとって、子どもの英語と日本語のバランスについては頭が痛い問題だ。日本にいつか帰ることが分かっているから、日本語をおろそかにしたくない、と思う。しかし、毎日通う現地校では英語の向上を求められる。それで結局、どちらも頑張れ、…

辻村深月「朝が来る」を読んで

この頃、女性作家が書く話しかほぼ読めなくなっている。大人になったらいろんな世界を知っていろんな話を読めるようになる!と思っていたのに、男性作家が書くものは女性観男性観が気になって読んでる途中で許せなくなり、話に集中できなくなることが多くな…

アメリカの日本食屋あるある

アメリカでも日本食屋は数多くありますが、日本の和食屋とは少し違うのです。今回はそんなアメリカの日本食屋あるあるを書いてみます。天ぷらににんじんとブロッコリー海老と野菜の天ぷらの盛り合わせを頼むとにんじんとブロッコリーの天ぷらが入っているこ…

ありふれたあきらめのはなし〜女性を活躍させたいなら〜

Aさん地方公務員だったAさん。東京で暮らす婚約者と結婚するため、仕事を辞め、上京。子どもが産まれるも仕事の忙しい夫は残業続き、土日出勤。夫も自分も実家が遠いため、年に数回子どもを連れて実家に一ヶ月単位で里帰りする。Bさん地方で仕事をしていたB…

日本とは違うアメリカの常識 5つ

アメリカに来てから、日本とは違うことがたくさんあるな〜と思う毎日です。その中でも印象に残ったことを5つ書いていきます。ピザと言ったらチーズピザピザと言ったら基本的にはチーズピザ。具はピザソース、チーズのみです。ペパロニピザの時もたまにある。…

勘違い 〜プレイデート編〜

やってしまった。勘違い。ようやくネイティヴスピーカーのクラスメイトとお友達になった長女がプレイデート(放課後一緒に遊ぶこと)のお誘いを受けた。私はいつもの通り、長女と次女を連れてお家へ伺った。そしてそのまま2時間程遊んで帰宅。1週間後、今度…

NO MUSIC, NO LIFE

日本からアメリカに出張に来る人にCDを買ってきてくれるよう頼んでいた。夫が帰ってきて、「はい、CD。」と渡してくれた時、黄色い袋がまぶしかった。その時私の口をついて出たのは、「いいよね、タワレコに寄る時間があって。」だった。意味が分からないと…

専業主婦と子どもが嫌いだった私へ

専業主婦は群れておしゃべりばかりしている、優雅にランチしている、すごく暇そう。でムカつく。働いてた頃の私はそう思っていた。ちなみに、子どもはうるさい、所構わず騒いでしつけがなっていない子どもが多すぎる、子どもの多い場所には行きたくない。と…

駐妻の主張

駐妻の子育ては孤育てだ。親も親戚も友達もいない言葉の通じない海外で、夫は月の半分は出張でいないし、1人で子どもを育てなければいけない。駐妻は日本人ばかりで固まっている、駐妻はランチばかりしている、そんなイメージが強いが、それも彼女達の大事な…

英語の文章をネイティブが添削してくれる! Lang-8

Lang-8について この頃、Lang-8にはまっている。 lang-8.com Lang-8は、自分が学習中の言語で書いた文章をweb上でネイティブが添削してくれる、というSNS。 そして自分もかわりに日本語学習中の人が書いた文章を添削する。 外国語学習者同士の好意で成り立っ…

子どもの成長に必要な安心感

ツイッターを見ていて、 これか、これをやろうとしてたのか…! とやっと腑に落ちたことがあった。 @shogakukan_edu もう、不安の除去と安心感を与える。これさえできていれば子どもは伸びるという話でした。不安のない子は人を信頼するようになるし、安心感…

ワーキングマザーだった私が言われてショックだった言葉5つ

仕事も家庭も両立させてキラキラな私!輝く女性!SHINE!とか言ってる裏で、ワーキングマザーは常に仕事と家庭の板ばさみ。私個人としてはずいぶん痛みがひいてきたところなので、昔の傷跡を記しておこうと思います。題して、ワーキングマザーだった私が言わ…

ライフプラン通り生きることは幸せなのか?

会社宛にメールを書きながら、自分がこんな人生を歩むことになるなんて誰が予想できただろうか、と思う。理系に進んだのも、苦手な英語と社会科を勉強しなくてすむ、という意識があった。就職先が決まった時も、日本国内を中心とした事業内容だから、もう英…

夫婦の立場と不公平感

共働きの時、私の心の中は不公平感が占めていた。他の人が前泊している国内出張に、私だけ始発列車で行き、保育園のお迎えまでに間に合うように帰ってくる。(独身の同僚に、「前泊しなかったんですか?あ、宿泊費浮かしたいから?」としょーもないことを言…

ワーキングマザーだった私ができなかったこと5つ

私は数年前まで東京で共働き会社員をしていました。いわゆるワーキングマザーです。 保育園の連絡帳を書きつつ朝食を食べ、保育園に子供を送り、会社に行き、定時で帰り、保育園に子供を迎えに行き、夕飯作って食べさせてお風呂入れて寝る。この生活の中で、…

無料英会話チャットができるChatty を試してみた

オンライン英会話のレアジョブが提供している英会話チャットアプリChatty。 1日10分、無料で英会話チャットができるということで、どんなものかな?と試しにダウンロードしてチャットしてみました。 初回にチュートリアルを選ぶと、これ本当に人なの?コンピ…

「いい子」がエスカレーター逆走できる日

娘の学校用のバックパックがよれよれになってきたので、そろそろ新しいのを買うか、とAmazonで好きなのを選びな、と任せた。「これがいい!」と選んだのはザ・小学校低学年女子!!という感じのピンクのリボンやハートがいっぱいついたもの。苦笑しつつ、思…

アメリカ3年目の英語力〜英語はお勉強じゃない、道具なんだ〜

カリフォルニアにいた時、チューターの先生に2年間英語を習っていました。マンツーマンで週一回2年間。どれだけ英語力がついたかとお思いでしょう。私の今の英語力は、学校からのお知らせを辞書を見ながら解読したり、メールを書くこと、スーパーで買い物は…

海外で暮らすということ

海外で暮らすということ。それは、親しい人が亡くなっても駆けつけられないということ。実際、私は海外生活2年で、既に複数の知人、親戚が亡くなっている。そして、誰の葬儀にも参加できていない。半年に一回とかなり頻繁に帰国していても、実際のところはそ…