読書が苦手な小学低学年が夢中になった本 3シリーズ
子どもには本好きになってほしい、学年相当の読解力をつけてほしい。
特に海外で日本語に触れる機会の少ない子どもの親にとっては切実な願いだ。
娘は保育園時代、絵本の読み聞かせが大好きで自主的に絵本を読み、自分でも「本を読むのが好き。」と言っていた。
これは安心、と思って見守っていたら、小学2年になっても絵本からなかなか文字中心の本への読書に移行しなかった。
担任の先生に相談すると、「いきなり文字中心の本を自分で読むように言ってもハードルが高い。まずは読み聞かせをしてください。」
とのことで、まずは寝る前の読み聞かせを文字中心の本にしてみた。
(読み聞かせした本は後日、紹介したいと思う。)
そうすると、段々自分で文字中心の本を読むようになってきた。
それでも、私が子供の頃読んでいたような本は、今の子にはなかなか受け入れられないことも多かった。
下記エントリのように失敗することも多い。
娘が「面白い!」とみずから食いついて読むようになったのは、下記の3シリーズだった。
小学校1年~ 「ほねほねザウルス」シリーズ
恐竜好きの娘がまず夢中になったのがこのシリーズ。
親から見ると、「これほとんど漫画じゃないの??」って感じだが、恐竜の骨?の子どもたちが冒険する話でスリル満点、ドキドキして面白いらしい。
恐竜や探検がものが好きな男の子が喜びそうなシリーズ。
ほねほねザウルス (1) ティラノ・ベビーのぼうけん (ほねほねザウルス 1)
- 作者: ぐるーぷアンモナイツ
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 2008/04/24
- メディア: 単行本
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小学校2年~ 「ルルとララ」シリーズ
女の子のあこがれ!女の子二人組がお菓子作りをするシリーズ。
イラストもとてもかわいく、お話の中に出てくるお菓子のレシピも詳しく載っているのがいいみたい。
特にこのレシピが小学低学年でもできる内容なので、「ルルとララ」のレシピでうちでもいろんなお菓子を作った。
主人公の二人が「スポンジケーキをうまく焼けない」レベルなのが、料理苦手な私とまだまだ不器用な小学生の娘にちょうどいい感じ。
小学生3年~ 「なんでも魔女商会」シリーズ
「ルルとララ」シリーズを書いているあんびるやすこさんが中学年向けにもお話を書いていることを知って、娘に勧めてみたところ、これがヒット!
「でも中学年向きって書いてあるし、難しいかも?ページ数がルルとララに比べて2倍になってるし挫折するんじゃないか?」と思っていたのは杞憂に終わった。
しっかりものでお店を切り盛りする魔女と、めしつかいねこがかわいい。
子ども的には出てくるドレスがかわいいのもポイント高し。
中学年向けといっても漢字は総ルビがふってあるので、すいすい読める。
娘は「私、もっと難しいのでも読めるよ!」と言い始め、自信がついてきた様子。
(でも「黒魔女さんが通る」を勧めてみたら、「これはちょっと難しすぎる」とのこと。うーん、、そのさじ加減が難しい。。)
しばらくはこのシリーズを読み進める様子。
あんびるやすこさんは中学年向けに「魔法の庭ものがたり」というシリーズも書いてるらしく、そちらも気になる、、。
なんでも魔女商会 (1) お洋服リフォーム支店 (おはなしガーデン)
- 作者: あんびるやすこ
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 2003/11/27
- メディア: 単行本
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以上、3シリーズが我が家の小学低学年が大好きな物語。
ちなみに、私が子供の頃読んでいて、娘も面白いと言ったのは下記のもの。
小学1年~ 「きつねの子」シリーズ
私も大好きだった森山京さんの動物の子どもたちのお話。
友情やきつねの子の心情が丁寧にえがかれていて、名作。
小学2年~ 「こまったさん」「わかったさん」シリーズ
昔から女子が大好きなお料理シリーズ。
特に「わかったさん」はお菓子のレシピがついているので熱心に読んでいた。
が、「ルルとララ」のほうが小学生でも簡単に作れるものが多いのと、現代の設定なので、いつの間にか「ルルとララ」のほうを読むことが増えていった。
こまったさんのスパゲティ (おはなしりょうりきょうしつ 1)
- 作者: 寺村輝夫,岡本颯子
- 出版社/メーカー: あかね書房
- 発売日: 1982/07/20
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小学3年~
小学3年生が読めるおすすめ本をぜひ教えてください!
まだ青い鳥文庫を読むのは難しい、そんな子におすすめのものを教えていただけると嬉しいです。