アメリカ図書館のstory time(読み聞かせの会)に行ってみた
アメリカの公立図書館では小さい子ども向けに読み聞かせをするstory time を行っていることが多い。
外が寒くてなかなか外遊びもできないので、子どもを連れてstory timeに行ってみた。
自己紹介して、って言われたらどうしよう、ママ友グループみたいなのがあって引きつった笑顔でニコニコ輪に入らなきゃいけなかったらどうしよう、などとびびりながら行ってみる。
読み聞かせの部屋はなかなかの盛況ぶり。
時間ちょうどにお話してくれる人が入ってくるが、なんだか思ってたのと違う。
テンションが全然高くない。
いわゆる「みんなー!こーんにーちはー!」的なテンションで来るのだろうと覚悟していたので拍子抜け。
しかもかなりの小声。
耳をすまさないと聞こえない。
学校の先生みたいな厳格そうな雰囲気の人。
そしてこの人がテンションはそのまま、指人形を使って歌ったり、手遊びしたり、本を読んでくれる。
厳格そうな人が笑顔なしにクマやサルや猫の真似をしながら歌い踊る。
…このギャップにやられました。
私、このstory time、かなり好き。
子どももなかなか楽しそう。
内容的にはアメリカ人なら誰でも知ってる歌や手遊びらしく、周りの大人達もみんな口ずさんでいた。
何回か行けばそのうち口ずさむようになったりするのかな。
とにかく無理にテンションを上げなくていいのが楽だ。
あと、ママ友の輪とかも全くない感じで、終わったら皆それぞれバラバラと家に帰ってた。
帰ってきてからも、子どもは名札代わりに使った名前を書いたシールと、手に押してもらったサルのスタンプを見せては、
「たのしかったねー!」
「またおサルさんしてもらおうねー!」
と話してるので、また行ってみるつもり。