帰国子女、帰国してから小学校に馴染めた?勉強は?(後編)
主要4教科や生活全般のことはこちらに書いたので、他教科について書いていきたいと思います。
【音楽】
日本の小学生は3年生からリコーダーを吹いているので、5年生になるとかなりの上手さです。
長女の通っていた現地校ではリコーダーは小3のみで、その後2年間は別の楽器をやっていました。
リコーダーを吹くのは2年ぶり。すっかり指遣いも忘れていて、周りとのあまりの差に嫌になったようです。
学期末にはリコーダーのテストもありますし、とにかく毎日学校から帰ってから10分だけ練習することにして、地道に練習しました。
周りの子並みには3ヶ月ではなりませんでしたが、苦手意識はだいぶ薄れたようです。
【体育】
実は一番差があるんじゃないかと恐れていたのが体育でした。
マット運動、とび箱、鉄棒等、一度もやったことがありません。
ですが、一学期の初めは運動会の練習、その後はプール授業になったため、思ったほど辛くはなかったようです。
プールの授業では、「けのびをして」と言われて意味が分からず、ばた足をしたら違うと言われた…と凹んで帰ってきました。
アメリカ現地校ではプールの授業はないため、水泳教室には2シーズン程通っていましたが、日本の子達はもっと泳げる子がたくさんいるようです。
二学期以降は体育の授業がどうなるかはちょっと分かりません…とりあえず担任の先生には、マット運動等やったことがありませんとお伝えしておきました。
【図工・習字】
図工と習字は好きな科目のため、苦労はしていないようです。
むしろ図工で木工や水彩画等いろんなことができるのが楽しいようです。
日本の子達の習字のうまさには憧れがあるようです。
【家庭科】
家庭科は小5スタートということで、みんなと一緒にスタートできてよかったようです。
また、料理や裁縫が好きで、家や図書館のイベント、サマーキャンプでもやっていたので、ほんとに楽しくて仕方ないようです。
以上、副教科についてでした。
その子によって慣れ方は様々だと思いますが、一学期中は運動会、林間学校等行事も多く、慣れない小学校についていくので精一杯で、習い事や塾などには手が回りませんでした。
(英語力は落としたくなかったので、週一回だけ英語に通い、毎日洋書を読むのは続けています。)
二学期は徐々に課外活動にも手を伸ばせるかな、どうかな…。
こんな感じでソフトランディングしています。