仕事、家庭、趣味と(1)(2)(3)
Chikirinの日記と言えば、
先日のエントリに書いた「(1)(2)(3)の図」よりも、こちらの「人生3×3分割表」のほうが有名で、知っている人も多いかと思う。
しかし下記の図はワーキングマザーだった私をブルーにさせた。
出典:Chikirinの日記
子どもを産んだら60歳まで仕事と家庭にしか時間を割けないの図。
いや、趣味の時間、少しくらいとれるよ、大丈夫だよ。
と言いたいところだけど、まぁ破壊力の大きい図である。
そしてインパクトが大きくてわかりやすい図のほうがもちろん、影響力も大きい。
それでも、私は先日のエントリに書いたこちらの図のほうがすーっと頭に入ってきた。
出典:Chikirinの日記
私がこの図とワーキングマザーの図を見て思ったのは、
仕事も家事も(1)やらなくては、ならないこと、だけで占められているのか?ということ。
一部でも(2)やりたいこと、が含まれているのでは?
たとえば好きな仕事ができている、子供と遊ぶのが楽しい、料理が好き、とか。
仕事も育児家事も、(1)やらなくては、ならないことだけではなく、(2)やりたいことも含まれてるはずで、仕事と育児家事だけやって可哀想な人たち=ワーキングマザーとは言い切れないよね、ということ。
むしろワーキングマザーが大変なのは、仕事は、育児家事をしなくていい人達と同じだけのものを求められ、さらに育児家事も、大家族や専業主婦がやっていたのと同じだけのものを求められ、というそんなにあれこれ質も量も全部完璧にできるかい…!というところなんじゃないかと思う。
そこで家事育児が(2)やりたいことになって、(1)やらなくてはならないだけで苦痛なだけの仕事を減らしたい、と思うのもありだと思うし、
家事育児は(1)やらなくてはならないけど得意じゃないからほかの人に分担してもらって、(2)やりたいことの仕事や趣味に力を入れるよ、という人がいてもいいと思う。
とりあえず(1)やらなくてはならないことは誰かと分担したりサービスを利用したりして負担を減らす。やらなくてもいいことはやらない。
そしてそれが仕事でも育児でも家事でも趣味でも何でもいいのだけど、それぞれの(2)やりたいことを増やすこと。それに注力できるといいんじゃないかな、と思った。
ちょっとずつ、ちょっとずつでも(1)を減らして(2)を増やしてみんな楽しよう、楽しいこと増やそう。
私も意識的にやりたいこと増やしていこう、と思う。