かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

ワーク×ライフ

子どもが産まれてからの11年を振り返る

こべにさん(id:kobeni_08)の記事に触発されて、私も親としての10年、じゃなかった11年を振り返ってみたいと思う。 www.e-aidem.com 2007〜2009年 長女出産、時短勤務 長女を産んだのは2007年。出産前に母ががんにかかった。初期だったので手術で除去できた…

小学校高学年と未就学児がいる母親の帰国後の働き方を考えた

帰国後の働き方を考えてみた。帰国時期が決まったわけじゃないけど、暇なうちに脳内シミュレーション。例えば、下の子が年中〜年長、上の子が小学4〜5年だとして。 その1下の子 幼稚園 働けるのは9:30〜13:30まで。(通勤時間30分として)水曜は11:00まで、…

中小企業と大企業の働きやすさ

「夫の仕事の関係で○○県に来月引っ越します。2週間お休みをいただきますが、来月10日からは同じ業務を自宅勤務で行います。」 というメールを取引先の方からいただいた。これは私になかなかの衝撃を与えた。 例えば大企業だと、夫の転勤についていくことにし…

今の状態でベストな働き方

細々と在宅で仕事をするようになってきた。今はこれがベストなバランスだと思っている。 総合職正社員で働き続けながら子供を育てないといけない、ここで辞めたら子持ち女性が再就職なんかできっこない、という謎の思い込みからも解放された。 女性も男性並…

ほぼ日 篠田さんと川崎貴子さんの対談が、すごくいい。

この記事。 ninoya.co.jp 名言がたくさんありすぎて真夜中に引用ツイートしまくってしまいました。 篠田:赤ん坊って当たり前ですが、予見のしようがないんですよ(笑)。(略)たとえるなら「大自然」ですよね。 大自然。台風とか地震とか人間の力ではどう…

ありふれたあきらめのはなし〜女性を活躍させたいなら〜

Aさん地方公務員だったAさん。東京で暮らす婚約者と結婚するため、仕事を辞め、上京。子どもが産まれるも仕事の忙しい夫は残業続き、土日出勤。夫も自分も実家が遠いため、年に数回子どもを連れて実家に一ヶ月単位で里帰りする。Bさん地方で仕事をしていたB…

ワーキングマザーだった私が言われてショックだった言葉5つ

仕事も家庭も両立させてキラキラな私!輝く女性!SHINE!とか言ってる裏で、ワーキングマザーは常に仕事と家庭の板ばさみ。私個人としてはずいぶん痛みがひいてきたところなので、昔の傷跡を記しておこうと思います。題して、ワーキングマザーだった私が言わ…

ワーキングマザーだった私ができなかったこと5つ

私は数年前まで東京で共働き会社員をしていました。いわゆるワーキングマザーです。 保育園の連絡帳を書きつつ朝食を食べ、保育園に子供を送り、会社に行き、定時で帰り、保育園に子供を迎えに行き、夕飯作って食べさせてお風呂入れて寝る。この生活の中で、…

もや〜っとすること。

もや〜っとすることを、もや〜っとしたまま書いてみる。子育て中の中堅共働き家庭。夫はMBAや社外研修等、能力を高め、キャリアアップを目指す人が多く見られる。妻は時短で子育てしながら仕事をするので精一杯。夫は二年間、妻が支えてくれたことを感謝する…

「男の精神年齢は低い?エリート女子大生が恋愛しない理由」を読んで

こちらの記事を読んで感じたこと。 <a href="https://cakes.mu/posts/9912" data-mce-href="https://cakes.mu/posts/9912">男の精神年齢は低い?エリート女子大生が恋愛しない理由 | アメリカはいつも夢見ている | 渡辺由佳里 | cakes(ケイクス)</a>cakes.mu アメリカの女子大生はなんてしっかり物事を考えてるんだ…! ということ。 自分が学生の時…

育児と短時間勤務

時差ぼけと引越しの疲れで朦朧としている中、子どもとお風呂に入った。髪を洗っている時、子どもが「顔にお湯がかかった!」と抗議する。「疲れてて髪洗ってあげてるのに文句ばっかり。そんな文句言うなら自分で洗いなさい!」と言ってから、気づいた。あ、…

諦める、許されない、から選択できるへ。

女性は生きていく中で何かしら「諦める」ことが多くなっていく。仕事を取るなら子どもを諦め、子どもを取るなら趣味を諦め、夫と同居を取るなら仕事を諦め、という風に。もちろん、両立は可能なのだが、全てを同時期に100%手に入れることは難しいと言わざる…

今いる組織を中から変える

ワークライフバランス・カフェでテーマとして取り上げられた「今いる組織を中から変える」。 <a href="http://togetter.com/li/826914" data-mce-href="http://togetter.com/li/826914">WLB_cafe 2015年5月23日土曜夜カフェ「今いる組織を中から変える」</a>togetter.com 私も会社の制度を変えようと挑戦したことがあるので、書いておこうと思う。 きっか…

仕事、家庭、趣味と(1)(2)(3)

Chikirinの日記と言えば、 先日のエントリに書いた「(1)(2)(3)の図」よりも、こちらの「人生3×3分割表」のほうが有名で、知っている人も多いかと思う。 &amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;a href="http:/…

(1)(2)(3)のバランス

この3つの「Chikirinの日記」のエントリ↓を読んで気づいたこと。 &amp;lt;a href="http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20061012" data-mce-href="http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20061012"&amp;gt;(3)との遭遇。&amp;lt;/a&amp;gt;d.hatena.ne.jp &lt;a href="…

ベストな産み時ってあるの?

産み時。特に仕事をしている女性はみんな考える問題じゃないかと思う。 20代のほうが妊娠しやすいから若いうちに産んだほうがいいとか、 いやキャリアを積んで職場で必要とされる人になってから産んだほうがいいとか、 産むと時間制限ができるから自分で裁…

「家事労働ハラスメント」を読んで

この本を買ったのはかなり前のこと。 自分のことを主婦と名乗るのにとても抵抗があって、休職中会社員とか元ワーキングマザーとか名乗ってたころ。 うんうんうなづきながら読み始めたものの、自分も家事労働を軽蔑しているのに気づいて辛くなって途中で断念…

マミートラック脱出後の話

前回は育休後のマミートラック時代の話でした。 &lt;a href="http://satsukinmnl.hatenadiary.jp/entry/2015/04/04/080611" data-mce-href="http://satsukinmnl.hatenadiary.jp/entry/2015/04/04/080611"&gt;私がマミートラックにいた時の話 - かぼちゃねこ…

私がマミートラックにいた時の話

中野円佳さんの連載記事 育休世代のカリスマが、会社を"降りた"ワケ | 育休世代 VS. 日本のカイシャ | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュースを読んで、思い出したことがあるので、それを書きます。 私がマミートラックにいた時の話です。 見事に…

子持ち女子と子持ち男子の深くて大きな溝

私が一人目を産んで仕事復帰してから数年後のこと、同期入社の男子にもお子さんが産まれました。 彼の奥さんは結婚後、専業主婦をされています。 彼は時々お子さんや奥さんのことを話してくれました。 奥さんとお子さんが里帰りから帰ってきた後のことです。…

先輩ワーキングマザーに会いに行く

前回までで海外赴任に同行することを決めた私ですが、自分の仕事をどうするかは難しい問題でした。 <a href="http://satsukinmnl.hatenadiary.jp/entry/2015/03/12/074932" data-mce-href="http://satsukinmnl.hatenadiary.jp/entry/2015/03/12/074932">私が海外赴任に同行した理由1 〜次女、待機児童になる〜 - かぼちゃねこ日記</a> 私が海外赴任に同行した理由1 〜次女、待機児童になる〜 - かぼちゃねこ日記

私が海外赴任に同行した理由2〜悩みの渦へ〜

〜前回のお話〜 次女が保育園待機児童になった矢先、夫から海外赴任の話を聞く。 単身赴任でしょ、と思った私だったが…。 私が海外赴任に同行した理由1 〜次女、待機児童になる〜 - かぼちゃねこ日記 私が海外赴任に同行した理由1 〜次女、待機児童になる〜 …

私が海外赴任に同行した理由1 〜次女、待機児童になる〜

私は元ワーキングマザーです。 長女は0歳児から認可保育園に預け、仕事と育児の両立をしてきました。 次女も長女と同じ保育園に預けて働き続けるつもりでした。 今日はそんな私がどうして夫の海外赴任に同行したのか、書いていきたいと思います。 …が、書き…

夫婦別姓について旧姓使用してる人が考えてみた

私は仕事上では結婚後も旧姓を使用 しています。 その経験から夫婦別姓について 考えてみたいと思います。 まず、どうして私が仕事上では旧姓 を使用し続けたのか。 第一に、学生時代の研究内容と 結婚時の仕事内容には繋がりがあったため、 それが途切れて…