中小企業と大企業の働きやすさ
「夫の仕事の関係で○○県に来月引っ越します。
2週間お休みをいただきますが、来月10日からは同じ業務を自宅勤務で行います。」
というメールを取引先の方からいただいた。
これは私になかなかの衝撃を与えた。
例えば大企業だと、
夫の転勤についていくことにした
↓
同時期に転勤先にある支店に異動できるか確認
↓
できなければ退職、もしくは単身赴任(自分が異動できるまで、もしくは夫がまた転勤になるまで)
になりやすい。
転勤先での自宅勤務を希望しても、そういったことを特例的に認めることはできない、前例がない、もしやるならうちの会社だけではなくグループ企業も足並みを揃えないといけない、組合との話し合いも必要、ととにかく壁が多すぎる。
私は今まで大きな勘違いをしていたことに気付いた。
大企業のほうが福利厚生がしっかりしていてワークライフバランスも取りやすいと思っていた。
しかし、個人の希望に沿った柔軟な対応は大企業ではしづらい。
中小企業のほうが(ブラック企業ではない限り)一人一人が重要で必要な人材であることが多く、「その人が辞めないでなんとか働き続けることはできないか」ということを本気で考え、根回し等に多大な労力を使わずに実行することができる。
特に私は「24時間働きます、どこでも会社の言う通りに転勤します」という働き方を今後望んでいないため、再就職先は中小企業がいいかもしれない、、とじわじわ考え中だ。
現地校小学生 英語の穴
現地校4年目になった我が家の小学生。
いつまでたってもwritingでの文法間違いがなおらない。
I is
とか
a egg
とか書いているし、
一つの文章の中で、現在形、過去形、未来形が混ざっている。
これは根本的に文法が分かってないな…という感じ。
ESLの先生はたくさん本を読んでたくさん書けば、おのずと正しい文章が書けるようになると思っているようだけど、これは文法を教えないと無理なのでは…という気がしてきた。
そこで家にあった「grammar in use」で文法を教えはじめてみた。
すると、be動詞の変化、三単現のs、aとan等、日本の中1で習うようなことがすっぽり抜けていることが分かった。
そういえば、熱心に
「yの後にsをつけるとiesになる」
とか習ってたけど、じゃあいつ動詞にsをつけるのか、というのは説明を受けてない様子。
それは普通に本を読んでれば知ってるでしょ、ということなのかもしれない。ネイティブの子達にとっては。
しかし英語を第二言語とする子には自然に身につくものではない。いや、そういう子もいるのかもしれないけど、うちの子は違った。
そこで私が抜けてそうな文法を「grammar in use」を使って教えるのと同時に、kumonのreadingをやることにした。
さて、どうなることか…。
半年くらい様子を見てみたい。
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アメリカのレストランの子ども向けサービス
アメリカのレストランに子ども連れで行くと、キッズメニューとアクティビティーブック、クレヨンがもらえることが多い。
キッズメニュー
たとえ魚料理のレストランでも、キッズメニューには子どもが大好きなハンバーガー、マカロニチーズ等がのっている。
大人は生牡蠣やロブスターを堪能し、子どもは慣れ親しんだハンバーガーを食べることができる。
アクティビティーブックとクレヨン
アクティビティーブックとクレヨンがあれば、食事が来るまで子どもは遊びながらテーブルで静かに待っていられる。
たいていもらえるのは3色セットのクレヨンと、迷路や数独、パズルゲーム等が載っている4ページ程度のアクティビティーブックだ。
日本のファミレス以外のレストランでも、広まってくれると嬉しいサービスだ。
洋書の難易度、レベルについて その2
「洋書の難易度、レベルについて その1」を読んで、おやっと思われた方がいらっしゃるだろうか。
「その1」の最初に載せた写真は、The Magic Tree House 29巻の裏表紙である。
Scholastic のページを見てみると、この本は、
Grade level equipmentが3.1、
Lexile Measureが420、
DRAが24、
Guided ReadingがMである。
これを「その1」の学年別レベルに照らし合わせると、
Grade level equipmentでは3年生、
Lexile Measureでは1〜2年生、
DRAとGuided Readingでは2〜4年生向けに入る。
うーん、ものさしによって結構対象学年にばらつきが出る。
さらに、うちの長女がこの本と同時期に読んでいた本を見てみよう。
Magic Animal Friendsの11巻
Grade level equipmentが3、
Lexile Measureが610、
DRAが38、
Guided ReadingがPである。
これを学年別レベルに照らし合わせてみると、
Grade level equipmentでは3年生、
Lexile Measureでは2〜3年生、
DRAとGuided Readingでは3〜4年生向けに入る。
こちらもなかなかばらつきがあり、どのものさしを使って本を選んだり、読書レベルを測ればいいのか迷ってしまう。
ただし、2冊を比べると、Grade level equipment以外のものさしでは、Magic Animal Friendsのほうが難易度が高くなっている。
では、中身を実際に見てみたい。
こちらがThe Magic Tree House。
こちらがMagic Animal Friends。
…ぱっと見はThe Magic Tree Houseのほうが難しそうなのだが、そうでもないのだろうか。単語の難易度が違うのかな…。
ちなみに長女に聞いてみたら、「どっちも同じくらいの難しさだと思うよ?」とのことだった。
ということで、本につけられているレベルはある程度、本を選んだり読書レベルを測る役に立つけれど、あまり絶対視もできないのかな、というのが今回の私の結論だった。
現地校に行き始めた時は、このレベルの本が読めるようになった、とか、まだこのレベルだ、とか気にしたが、レベルよりはその子が読んで楽しい内容かどうかというほうが、読みやすさを左右するようだ。
洋書の難易度、レベルについて その1
洋書の裏表紙には、写真のように難易度、レベルが書かれていることがある。
しかし、知っていれば本を選ぶ目安になるだろうこのレベル、ぱっと見ただけでは数字や記号が書かれているだけで全く意味が分からない…。
そこで少し調べてみた。
Scholastic のホームページを見ると、このように学年別のレベルが書いてある。
ちなみにKはキンダーのことで、幼稚園年長にあたる。
出典:scholastic
これを見ると分かることは、
Grade level equipment はそのまま学年のことを表すようだ。
Lexile Measureはamazonの説明によると、
英語の読解力を客観的に測定するツールとして開発された指標で、英文に使われている単語数や難易度、構文の複雑さなどを総合的に数値化したもの。本の場合はその難易度を、人であれば「読む力」を示す。指数は「0L」から10刻みに上がり、難解な専門書は「2000L」を超える。アメリカでは教育現場で幅広く活用されているほか、世界165か国で使用されている。
とのことである。
DRAは、キンダーの始めは1の前のAから始まり、6年生の最後は70となっている。
Guided Readingは、キンダーの始めはA、6年生の最後はZとして、難易度を26段階に分類している。
なるほど。
これで一番初めの写真の本がどの程度のレベルにあるか、だいたい分かってきた。
次回は実際の本の内容とレベル感について、見ていこうと思う。
「何年入社?」と言われたら
以前の勤務先は、社内で初めて会った人にはまず「何年入社ですか?」と聞くのがお決まりだった。
新卒一括採用の会社だったので、入社年度で、だいたいの年齢、自分より先輩か後輩か、誰と同期かということが分かり、便利なのだろう。
その後は「うちの〇〇君と同期ですね。」といった話に花が咲く。
さて、その会社では珍しい中途採用の人が、「何年入社ですか?」と聞かれる場面に私は遭遇した。
その人は「いや、中途採用なんで…。」とか言い訳をせず、いきなり、
「平成25年入社です。」と答えていた。
どう見ても新人には見えないその人に
「え、あ、そうですか…。」
としか言えず、その会話は終わっていた。
「か、かっこいい…。」と私はそのやり取りに感動した。
いつか私も再就職する時は
「何年入社ですか?」
と聞かれたら胸をはって
「平成30年入社です。」
と言って相手をぽかんとさせるのが夢である。
米シック
東京のairbnbで炊いたご飯が美味しかった。
つやっつやのもちっもちのご飯。
衝撃的で、アメリカに帰ってから食べるご飯が味気なくてしかたなかった。
お米はコンビニで買ったこしひかりだった。
あのご飯が美味しかったのは炊飯器のせいに違いない…!と思い、日本から炊飯器を取り寄せた。
勢いこんでご飯を炊いた。
いつもと同じ味がした。
やっぱりお米が美味しかったのか…。
日本からのお土産に、3合の南魚沼産のこしひかりをいただいた。
さっそく炊いてみた。
炊飯器の蓋を開けただけで全然違う。
つやっつやに光り輝いている。
食べてみるともちっもちで大変美味しい。
明日からはいつものお米に戻ると思うと、今から切なくてたまらない。
まるでホームシックだ。