海外で暮らす子どもの学習方針
この前のエントリーで書いた海外で現地校に通う子どもの学習について、たくさんのアドバイスやご意見を伺えたので、それを基に我が家の小2についてこんな方針でやっていこうと思います、というご報告。
何かの参考になれば。
国語
全てにおいて大事なのは、読解力。
算数でもつまづきやすいのは読解力不足のことが多い、ということで、日本語の本の読書を続けていく。
まだまだ絵本好きだけど、読みものももう少し読ませたい、と相談したところ、まずは読み聞かせから、とアドバイスをいただいたので、寝る前の読み聞かせを続けたいと思う。
今読んでいるのは、「シャーロットのおくりもの」。
小2には早すぎるのでは…?と思ったけれど、現地校ではこれを英語で読むよう指導されてるし、意外と読み聞かせだとするする頭に入るみたいで、毎日楽しみにしている。
ところどころ、「それってどういう意味?」という質問がとんでくるので、説明しつつ。
そして既に危うくなりつつある漢字。
漢字テストをある程度こなしてきても、あっという間に忘れる。びっくりするくらい。
日々日本語を目にすることがないって、こういうことか…!と実感する。
家で毎日5問ずつ位漢字テストをやっていこうかと思っている。
夏休みはこれを繰り返すことで、だいぶ一学期の漢字が書けるようになったので。
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理科社会は補習校では全く触れないので、適宜生活の中で触れるように。
理科
「ドラえもん もっと!ふしぎのサイエンス」が楽しいらしいので、興味のあるものを今まで通り購入する。
月刊「たくさんのふしぎ」シリーズも読みたいとのことだったので、購入予定。
あと、実験をやりたい!と言っているので、アフタースクールやサマーキャンプで実験できるものがないか探してみる。
簡易な実験キットもscholastic でよく売っているので興味のあるものは購入。
この頃、「小学生からはじめる わくわくプログラミング」という本を見ながら、scratchという子供向けプログラミングも楽しんでいる。
理科は本人がすごく興味があるみたいなので、興味のおもむくまま、やらせてみたい。
ドラえもん もっと!ふしぎのサイエンス Vol.7 (小学館の学習ムック)
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社会科
海外暮らしだと、日本の地理、歴史を全く知らないまま過ごすことになるとの指摘をもらい、触れさせるようにしなければ…と思うものの、私が社会の暗記物が大の苦手なので、どこからとっかかりを作ればいいのか…。
いい本等があったらご紹介ください。
(ちなみに、この間まで私は、福井って広島の近くの日本海側だよね?って思ってた。全然違うし。。)
小4くらいになったら考えてみようかな。
英語
英語は今まで通り、現地校で。
力がある程度ついたら、英検を受ける。
ただ、ニューヨークまで受けに行かないといけないらしいので、ニューヨーク観光がてら、受けに行く、って感じですかね。
一時帰国の際に…とも思ったけど、夏休み冬休み中は開催されていないらしい。残念。
帰国後の学校、受験
中学受験にするか、高校受験にするかは、帰国時期にもよるし、本人の希望も尊重したいので慎重に決めたい。
ただ、小学生の内に帰国するならば、帰国子女枠も含めた中学受験を考えてもいいのかもしれない。
大手中学受験塾の先生によると、通常の4科目受験するなら最低でも新5年生(4年生の2月)までに帰国しないと難しい、とのことだった。
うーん、それまでに帰国できるか全然分からない…。
また、英語を使う帰国子女枠の受験だと、英検2級程度の英語力を求められることがあるとのこと。
そこまで英語力が伸びるのか今は分からないけど、目標の目安としておきたい。
ただ、帰国子女は年々増加していて、帰国子女枠だけで中学受験するのは危険だとのことだった。なかなか厳しいのね〜。
海外対応の通信教育とかもあるみたいなので、時期が近づいたら考えてみてもいいのかも。
また、日本の小学校に通ったことがないので、帰国後、逆カルチャーショックを受けるだろうことは見えているので、夏休みに体験入学させたいな、と思っている。
本人は、「なんでせっかくの夏休みなのに学校行かなきゃ行けないの?」と言っているので、相談しなきゃだけど。
あと、英語で勉強するほうが楽になったら、インターナショナルスクールに入れることも考慮したほうがいいとのアドバイスもいただいた。
今のところそういうことはなさそうだけど、今後の可能性として頭の片隅に置いておきたい。
今のところはこんな感じでやっていきたいと思います。
また学年が上がるにつれて変わるかもしれないけど、今回だいぶ疑問点や不安等は解消できたので、すっきりしました。
皆さまありがとうございました。