アメリカ現地校の小学3年生が読んでいる本
在米3年、小3の長女ですが、さすがに以前書いたような絵本では物足りなくなってきました。
しかし何を読めばいいのか、いまいち分からない。
そこで実際に教室へ行って、置いてある本を見てきました。
アメリカ現地校の小3の教室に置かれている本を紹介します。
A to Z Mysteries
A to Z Mysteries: The Absent Author (A Stepping Stone Book(TM))
- 作者: Ron Roy,John Steven Gurney
- 出版社/メーカー: Random House Books for Young Readers
- 発売日: 1997/09/23
- メディア: ペーパーバック
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Magic Tree House
Magic Tree House Volumes 1-4 Boxed Set
- 作者: Mary Pope Osborne
- 出版社/メーカー: Random House Books for Young Readers
- 発売日: 2001/05/29
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うちの子も大好き、多読にもおすすめされることが多いMagic Tree House。
まじめで慎重な8歳の兄ジャックと、自由で好奇心旺盛な7歳の妹アニーが本を通じて異世界へ冒険しに行くお話です。
日本語版も出ているのでご存じの方も多いと思います。
学校を通じてScholasticで買うととても安かったので、うちでは思わず全49巻セットを買ってしまいました。
Bailey School Kids
Vampires Don't Wear Polka Dots (Bailey School Kids)
- 作者: Debbie Dadey,Marcia Jones,John Steven Gurney
- 出版社/メーカー: Scholastic Paperbacks
- 発売日: 1997/03
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Magic School Bus
このシリーズは先生のお勧めみたいで、冬休みの前に一人一冊ずつMagic School Busの本をもらいました。
The Magic School Bus on the Ocean Floor
- 作者: Joanna Cole,Bruce Degen
- 出版社/メーカー: Scholastic
- 発売日: 1994/07
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Junie B Jones
Junie B. Jones and the Stupid Smelly Bus (Junie B. Jones #1)
- 作者: Barbara Park,Denise Brunkus
- 出版社/メーカー: Random House Books for Young Readers
- 発売日: 1992/07/28
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Martha Speaks
長女は学校ではこれがお気に入りでよく読んでいるようです。
アルファベットスープを食べたらしゃべれるようになった犬のお話。
アニメも放送されていて、よく見ています。
Martha Speaks: A Pup's Tale (Chapter Book)
- 作者: Susan Meddaugh
- 出版社/メーカー: HMH Books for Young Readers
- 発売日: 2010/07/19
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Horrible Harry
Horrible Harry and the Dungeon
- 作者: Suzy Kline,Frank Remkiewicz
- 出版社/メーカー: Puffin Books
- 発売日: 1998/06/01
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The Littles
Dr.Seussの本
出た、Dr.Seuss。
ほんとにアメリカの子どもが読む定番の本なんだなぁと思います。
つかえつっかえではなく、すらすら読めるようになった今、音読をしてもらうとそのリズムがとても楽しいです。
- 作者: Dr. Seuss
- 出版社/メーカー: Random House Books for Young Readers
- 発売日: 1957/03/12
- メディア: ハードカバー
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Arnold Lobelの本
がまくんとカエル君でおなじみ、Arnold Lobel。
日本でも小2の国語の教科書に載っていました。
このくらいの子供たちが読む友情物語としてふさわしいということなのでしょう。
でも大人の私も大好きです!!
The Frog and Toad Collection (I Can Read Books) (3 Volume Set)
- 作者: Arnold Lobel
- 出版社/メーカー: HarperCollins
- 発売日: 2004/05/25
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Cyntia Rylantの本
- 作者: Cynthia Rylant,Mark Teague
- 出版社/メーカー: Blue Sky Pr
- 発売日: 1997/10/01
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以上が、教室においてある本でした。
私が知らない本もたくさんあって、次に読む本に困ったらこの中から選べばいいんだな、と思いました。
シリーズものは、はまればどんどん何冊も読むのでいいですね。
同じような内容に飽きてきたら、また別のシリーズを探すという感じで今のところ読んでいます。
その他、長女がうちで読んでいる本はこちらです。
Rainbow Magic
日本語版も出ているレインボーマジック。
女の子に大人気のようで、公共の図書館でも、マジックツリーハウスとレインボーマジックは別コーナーができています。
- 作者: Daisy Meadows
- 出版社/メーカー: Scholastic Paperbacks
- 発売日: 2007/10
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Magic Kitten
表紙がかわいい!中の挿絵もかわいい!と言って読んでいます。
なんだか読んでいる本、マジックばかりですね。
そういうお年頃なのでしょうか。
A Summer Spell #1 (Magic Kitten)
- 作者: Sue Bentley,Angela Swan,Andrew Farley
- 出版社/メーカー: Grosset & Dunlap
- 発売日: 2008/08/14
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日本語補習校〜目的の異なる子供たちが共に学ぶ難しさ
「学力の経済学」を読み始めた。
本の中に「習熟度別学級」の話が出てきたので、日本語補習校について気になっていたことを書いてみる。
日本語補習校では、普段は海外の現地校に通っている子たちが週に1回、日本語で教育を受けることができる。
週に1回3時間という限られた時間なので、国語と算数のみを日本の教科書に沿って教わる。
補習校に通っている子供たちは大きく2通りに分けることができる。
一つは永住組、もう一つは駐在組。
永住組は現地に永住予定で、日本で今後暮らす予定はない。
お父さんは現地の人、お母さんは日本人という家庭がほとんどで、家の中で話すときは英語、もしくはお母さんと話すときは日本語にするようにしている、けれど英語のほうが話しやすくて結局英語中心になっているということも多い。
補習校に通う目的は、「お母さんの母語である日本語の読み書きが子どももできるようになってほしい」ということが多く、日本語は第二言語の位置づけだ。
駐在組の多くはお父さんの仕事の関係で現地の滞在は数年で、今後は日本で暮らす予定。
家の中は日本語で、補習校に通う目的は、日本に帰国したときに学年相当の学力がついていること。
このように通う目的の違う子供たちが一緒に授業を受けることが果たしていいことなのか。
小学校低学年はなんとかうまくいっているように見えた。
自分とは違う環境の子と一緒に過ごすことも双方にいい影響があると思えた。
しかし、段々と漢字が難しくなってくる小3になってくると、どちらにも辛いのではないかと感じることが多くなってきた。
学年相当の漢字を読むことが難しく、漢字にルビを全部書いてあげないと教科書を読むことが難しい子と、日本の大都市の公立小学校レベルを求める子が同じ教室で同じ授業を受ける。
先生も目的の違う子供たち相手に、3時間で日本の1週間分の内容を教えなければならず、大変そうだ。
結果、小学校高学年になると辛くて補習校を辞めてしまう永住組の子が多いそうだ。
だからといって駐在組が求めている日本の学年相当の学力をつけることができているかというと、そこまでは達していないのが現実だろう。
結局どちらを求めるにしても中途半端になってしまっている。
永住組はせっかく日本語を身に着けようと思っても、読めるのはひらがなカタカナ易しい漢字どまりでドロップアウト、駐在組は週一回補習校に通うプラス通信教育をやらせないと日本に帰った時に困る、というのが現状だろう。
現地校のように日本語が母語でない子にはESLの先生がついて特別授業を行う、もしくは授業中にサポートをする等の形にしたほうがよいのではないか、そこまでの予算が割けないのであれば、小3以上は習熟度別の導入が望ましいと思う。
ひらがな、カタカナ、漢字の習得をして、日本語での読み書きをできるようにするクラスと、さらに文章読解や作文、日本の学年相当の算数に力を入れるクラスがあれば双方共に目指すものが手に入れられるのではないだろうか。
ちなみに我が家は現地校の授業についていくのがまずは大事、と日本語は補習校のみにしていたらこれは結構やばいかも、、と気づいて、とりあえず今年の夏休みは漢字の復習と読書強化の予定である。
小4からは通信教育やらせないとまずいかな、作文も全く学年相当といえない感じである。
日本を3年離れて気を抜くとこうなるのねー、という悪い見本みたいになっている。。
携帯の待ち受けに写っているもの
- アーティスト: 奥田民生
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 1999/02/20
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ほぼ日 篠田さんと川崎貴子さんの対談が、すごくいい。
この記事。
名言がたくさんありすぎて真夜中に引用ツイートしまくってしまいました。
篠田:赤ん坊って当たり前ですが、予見のしようがないんですよ(笑)。(略)たとえるなら「大自然」ですよね。
大自然。台風とか地震とか人間の力ではどうにもならないこと。人間はただ大自然に翻弄されるしかないのである。
篠田:それこそ最初は仕事も子育ても何もかもすべてやろうとして、闇雲に徹夜して、起きられなくなって、大失敗もしました。
私は「子育てしながら全日勤務もしたい。フェスにもライブにも行きたい、友達との旅行にも行きたい、お酒も飲みたい、それがみんな私なんだもの!今までの私を捨てたくない!!」って第一子出産後思ってて、今見るとあほか!って感じなんだが。
これからの自分=今までの自分+育児としか思えなくて、人には時間的、体力的、気力的限界があるということに思いがいたりませんでした。若かったな…。
そしてものすごく怖かったんだと思う、子どもが生まれたことで変わっちゃう自分が。
篠田:同級生や前職での同期がどんどん出世していくわけですよ。出遅れた! という焦燥感もめちゃくちゃありましたね。
ぎゅーー、思い出す。。育休中に送られてくる月報を見ながら、もうこんなに進んじゃってる、同期にも置いてかれる、どうしよう…!って焦ってた。
篠田:でも、自分の考えが少しずつクリアになった結果、私は出世して部下や予算が増えても嬉しくないし、実は昇進することは求めていないんじゃないか、と気づいていったんです。
そう言い切れるようになったのは退職してからだったな。
でも私が言っても負け犬の遠吠えにしか聞こえないだろうし、これだから女子は向上心がなくて困るんだ、と言われるだろうけど、MBA取ってスーパーエリート道進んで「俺らのあこがれ」ほぼ日に就職した篠田さんが言うと、すごい説得力。
なにしろ、前職場の職場内初対面の人との挨拶は「○○さんは何年入社?あー、××君と同期かー。」というのがお決まりのパターンで、同期と比べられるのが当たり前だったから、「出世して部下や予算が増えても嬉しくないし、実は昇進することは求めていない」なんて言ったり考えたりできる環境じゃなかった。
手に入れられないからそういって自分をなぐさめてるんですよね、かわいそうな人、ってなる。
でもでも、本当はそういう価値観もあり、でしょ??
って今なら言える。
篠田:実際は仕事の量を調整しているのはいつも私です。自分で勝手に “調整すべきなのは私”と思ってやっている。で、そう思ってしまっている自分にもまた腹が立って、自分の中でグルグルしているわけですが。
篠田:キャリアがスローダウンすることに関して、すごく葛藤があったのは正直な気持ちです。そんなにスッキリした話ではなく、受け止めるのに5、6年かかっているんですよ。
川崎:篠田さんが5、6年悩んでここまできたというのは、ほかの方にとっても励みになると思います。悩んで、自分の頭で考えて選択する、その葛藤は絶対に無駄じゃないんだよ、と。
なんか第一子産んでからこの方ずっと葛藤だらけだったから、泣けてきた。
それで、「夫と話し合って夫と私の仕事の調整を半々にすることにより、解決しました!!」「理解のある素敵なご主人ですね~」みたいな流れじゃないのもリアル。
たぶん、その葛藤って小さくはなっても終わらないと思う。
話し合いで万事解決!!みたいなそんなことってなかなかない。
篠田:こうやって振り返ってみると、本当に仕事だけに没頭するなんていう贅沢ができるのは、20代だけだったかもしれませんね。
うん、あれは贅沢な時間でした。。
そして子供が巣立ち、両親の介護に追われているうちに自分の定年が来るのでしょう。
それが生きるってことなんでしょう。
そのくらいの重さを受け止められるのが大人なのかもしれない。
そんなこと言ったって男は今も仕事だけに没頭してるじゃん…!!っていうのはあるけれども。
でもじゃあそれをあなた望みますか?って言ったら、やっぱり私は望まない。
子育てせず、親の介護せず、仕事に邁進、出世が大事!とは思えない。
人生=仕事+趣味という時期は過ぎた、終わってしまった、と言わざるを得ない。
―葛藤から抜ける上で、キーとなった考え方とかはありますでしょうか?
篠田:「自分で決めた」という感覚ですね。
川崎:私も「人のせいにしない人生」が、ありとあらゆる決断の際の判断基準です。
いい言葉。
なんとなく、篠田さんは順風満帆な人生歩んできました!!って見えることが多いから、こういうリアルな話が読めてよかった。
力が出ます。
私も自分で自分の道を決めていきます。
小学低学年に読み聞かせした本
シャーロットのおくりもの
- 作者: E.B.ホワイト,ガースウイリアムズ,E.B. White,Garth Williams,さくまゆみこ
- 出版社/メーカー: あすなろ書房
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楽しいムーミン一家
- 作者: トーベ・ヤンソン,山室静
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/04/11
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北極のムーシカミーシカ
- 作者: いぬいとみこ,瀬川康男
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2000/04
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アメリカマクドナルドでの「男の子向け」「女の子向け」おもちゃ
「採用基準」を読んで思い出した恐ろしい研修
- 作者: 伊賀泰代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/11/09
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