かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

漢字の復習

春休みは漢字の総復習にぴったりの時期。

 

というわけで、海外在住で漢字をすぐに忘れる小学生が、日本語補習校が春休みの間に使用していた漢字ドリルがこれです。

 

読み書きが苦手な子どもへの〈漢字〉支援ワーク 1~3年編 (通常の学級でやさしい学び支援 3巻)

読み書きが苦手な子どもへの〈漢字〉支援ワーク 1~3年編 (通常の学級でやさしい学び支援 3巻)

 

 

少し価格が高いのですが、3年間使えるし、「漢字を何回も書くのが嫌!」という面倒臭がりの子どもでも、クイズみたいで面白いらしく、毎日取り組んでいました。

 

これのおかげで、学校の3年生の漢字復習テストで4割しか書けていなかったのが、漢検8級(小3レベル)の過去問を解いて合格レベル(8割)に達することができました。

 

それでもまたすぐに忘れてしまうと思うので、去年の夏休み(漢検受験前)にやったことは、


1. 毎朝5問ずつ漢字テストをする。
2. 間違えた問題を単語帳に書いておく
3. 2.の漢字を「書き順ロボ」に登録して、空き時間に何度か練習する
4. 1.を全漢字終えたら、2.の漢字だけテストする
5. 書けた問題は2.3.から除外し、間違えなくなるまで4.を繰り返す

書き順ロボ 漢字三年生。

書き順ロボ 漢字三年生。

  • MASAHIRO MIZUTANI
  • 教育
  • 無料

これで漢検はほぼ100%解けるようになりました。

 

ここで「書き順ロボ」をわざわざ使うのは、子どもが紙に漢字を書くのが嫌いで、iPadで漢字をなぞるのは割と楽しんでできるからです。

複雑な漢字は、線の本数が違ったり、点をつけるのを忘れたりということが多いので、一文字一文字大きく、書き順通りに書けるこのアプリは重宝しました。

 

日本にいたら、こんなに漢字で苦労しないだろうな…と思うのですが、漢字ができないと読書も作文もできなくなるので、基礎中の基礎ということで、漢字だけは徹底してやっています。

 

もう漢字はいいかな、ここまで苦労してすぐ忘れるなら捨ててしまうのもありかな、と思ったことも何度かあります。

まぁ読めないと苦労するから、読めればいいか、と諦めかけて放っておいたら、読むこともあっという間にできなくなりました。

 

この人は英語の人として生きていくつもりなのかなー、帰国後はインターナショナルスクールとか探さないとだめかなー、と思って、本人に「漢字大変だったら英語だけにすれば?英語で生きてけばいいじゃん。」と言ってみたら、「嫌だ。私日本で暮らしたいし、日本で大人で漢字書けなかったら恥ずかしいもん。」とのことで、全く英語人として生きていくつもりはないことが分かったので、じゃあしっかりやろう!と取り組んでいます。