アメリカ現地校に通う小学生が英検2級に合格するための一次試験対策
「英語を使う帰国枠中学受験を考えるなら、英検2級は必要ですね。」
と渡米1年後に聞いた私は思った。
そんなの絶対無理無理無理!
私は高校生の時に英検準2級を取ったきりで、その上の2級を小学生が取るなんて想像もできなかった。
が。その3年後。
渡米後4年となる小4の子どもは、英検2級に合格した。
そして海外の英検2級の会場は小学生ばかりで、一緒に受けた私は教室の中でかなり浮いていた。
小学生で英検2級を取ることは、現地校に行っていれば全然特別なことじゃないんだと実感した。
一応、英検受験に際し、1ヶ月間、対策はした。
今回は一次試験対策について書いていきたい。
「スタディギア」
これは英検を申し込むと無料で使えるweb教材で、絶対にやっておいたほうがいい。
単語、文法、リスニング、リーディング、語彙問題、ライティング、二次試験対策が勉強できる。
時間が足りないのもあり、子どもがやったのは単語を週3回くらい。
iKnow!のようにしつこく何回も同じ単語が出てくるので、定着率がよかったと思う。
文法が弱いのでもっと勉強してもらいたかったが、日本語の説明が難しく、挫折。。
日替わりで出てくるリスニング、リーディングの問題は、短いので嫌がらずにさくっとやれて、ほぼ全問正解できるくらいになっていた。
「英検2級 文で覚える単熟語」
単語熟語と、リーディング、リスニングも一緒に対策できる一石三鳥の本。
単熟語といえば「出る単」だと思って子どもと本屋で見てみたけど、
「こんな辞書みたいの絶対読まない。」
と拒否されたため、こちらを購入。
毎朝見開き2ページ、読んだだけ。
文章が面白く、為になる内容だったので、毎日楽しく読めた。
親子で内容について話し合ったりした。
過去問のリーディングの内容も含まれているので、自然にリーディング対応にもなる。
あとはリスニング対策になるかなと、付属のCDを車の中でかけっぱなしにして聞いていた。
英検過去問
英検のホームページに3回分の問題と解答が公開されているので、やった。
リスニングも含まれているのが素晴らしい。
過去問問題集は買ってない。
3回やるので精一杯だった。
ライティング対策
ライティングは現地校でエッセイの書き方の基本を習っていたので、それをベースに。
一応、英検のライティングは書き方のパターンが決まっているので、下記の書き方で書くように練習した。
I (do not )think that…
There are two reasons.
First,(理由1)
For example, …
Second,(理由2)
For instance, …
For these reasons, I (do not)think that…
以上の対応で、過去問でリーディング8割、リスニング9割取れるようになり、ライティングもまともな文章が書けていたので、大丈夫だろうと受験した。
一次試験の結果は、G2+10という英検バンドで合格していた。
なんだか少し勉強すれば準1級に手が届きそうなグラフになっており、せっかくだから準1級も来年受けてみるか!という気持ちになる。
実際は準1級に必要な単語数は半端ないのでそんな訳にいかないと思うのだが…まんまと乗せられてその気になっている。
次回は二次試験対策について書いてみようと思う。