かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

アメリカ現地校からの帰国生となる子どもの進路について考える

長女と話をしていたとき。
「◯◯州ってさー」と私が言ったら、
長女は「しゅうってなに?」と不思議そうに言った。
「この前50州と州都覚えてたじゃん!」と言ったら、
「ああ、statesのことか。」と納得していた。


また別の日。
文章を読んでいた長女は
「めしべって何?」
と聞いてきた。
めしべって、花のめしべ?知らんの…??
と絵を描いてみせたら、
「ああ、××か。」
(英語だと思われる…母は聞き取れなかった…。)
と言って納得していた。


小学校入学前に渡米して、平日は現地校、土曜日に国語と算数だけ日本語補習校に通う日々を4年続けた。
こうなるんだ…と静かな衝撃が私を襲った。

日常会話は日本語優位な長女だが、学習言語については英語が優位になっているのだった。


日本に帰ったら、日本語優位で日本大好きな長女だもの、日本の学校に普通に通うのだ、と今まで疑いもせずに考えていた。
しかし、学習言語が英語優位なのであれば、インターナショナルスクール、イマージョン教育、もしくは帰国生は学習言語としての日本語が不得意であることを熟知し、対応してくれる学校を候補として考えたほうがいいのかもしれない。


これまでどおり、日本の少し難しめ(とは言っても学年レベル)の本を読んだり、漢字学習は進めるにしても、日本でずっと暮らしていた子と同じレベルで日本語が理解でき、操れるだろう、という私の考えは改めなければいけない時かもしれない。