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かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

歯のために生きてるんじゃない〜アメリカの歯医者体験〜

アメリカ生活

アメリカで最初に行った小児歯科がすごかった。

長女は敏感な子だが、日本では普通におとなしく歯の治療を受けていたので大丈夫だろうと、近所の評判のよい小児歯科に検診に連れていった。

その時の歯医者に言われたこと。
「お子さんはとても怖がって硬直しているので、虫歯の治療はこのままでは行えません。
全身麻酔で治療を行う必要があります。
全身麻酔ができる先生は月曜日にしか来られないので月曜日に治療を受けてください。
全身麻酔がすっかり抜けるまで半日はかかるので、その日は学校をお休みさせてください。」
虫歯をちょっと治すだけで、大がかりな外科手術みたいな話になってきた。
見積もりは保険適用で700ドル。

そして歯のための食生活指導。
「おやつはポテトチップスや粉物は歯につまるので控えてください。

ドライフルーツは歯にくっつくのでやめてください。
飴やチョコレートは論外です。
お茶やコーヒーは茶渋がつくので控えてください。」
ーでは何を食べれば…?
と聞いたところ、
「ナッツ類とお水をおすすめします。」

…歯のために生きてるんじゃねー!!!
と思った。
生きるために食べるために歯があるんであって、歯を守るためにナッツと水だけのおやつなんて、そんなの嫌だ…。おやつの意味ない…。

最後に長女はフッ素を塗ってもらったが、その味が苦いと言って吐きそうになって苦しんでもがいていた。
「フッ素を塗ってから30分はうがいをしないでください。
苦いのはそれだけ日本よりも効きのいいフッ素を使っているからです。」
とにかく苦しんでる長女を早く家に連れ帰ろうと、治療のことは考えさせてください、と言って帰った。

後日、治療は一時帰国の際に行うことにします、と断りの電話をいれたところ、
「歯の治療技術は日本よりもアメリカのほうが断然進んでいますよ。」
「あの後お子さん大丈夫でしたか?私だったらあんな風にされたらキーッってなっちゃいますね。お母様はおっとりしてるから。」
と言われた。
もがき苦しんでる子どもをさらに怒るのか…。ちょっとよく分からない。

その後、日本に一時帰国して歯の治療をしたところ、長女はおとなしく部分麻酔の治療を受け、ぶどう味のフッ素を塗ってもらった。
お会計は2500円だった。

アメリカの治療技術は素晴らしいのかもしれないが、私は日本の治療内容で満足しているし、なにより長女が辛い思いをしなくてすんでよかった。

アメリカの歯医者がみんなこうだとは全然思っていないけれど、あれ以来歯の検診は一時帰国の際に行って当日治療してもらっている。