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かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

アメリカ小学校の音楽、体育、美術の授業

アメリカ生活

長女はアメリカの小学校に2校通いましたが、音楽、体育、美術の授業については市の方針が大きく関係するようで、それぞれの学校で違う経験をしました。

カリフォルニアの小学校の場合

まずカリフォルニアで通った小学校は、音楽、体育、美術の授業は市による必修科目ではないらしく、PTAの予算でまかなっていました。
なので、PTAへの寄付のお願いの文書が何回も来て、
「寄付が少ないと音楽、体育、美術の授業はなくなってしまいます。」
と書かれていました。
また、一家族100ドル程度の寄付をお願いしたいと書かれていました。

音楽

音楽の授業は低学年は合唱、高学年になると合唱と楽器の演奏になりますが、日本でおなじみのリコーダーの練習はないようでした。
高学年までいなかったため、楽器の演奏については詳しく分からないのですが、上の学年の子は、学校にある木琴の演奏をしたと言っていました。

体育

体育の授業があるのは高学年のみで、低学年は毎日休み時間に校庭をランニングしていました。
授業がある場合も体操服に着替えるのではなく、普段着のままです。

美術

美術の時間は、日本のように写生はせず、動物の形の焼き物を作ったり、有名な作品の模写をしたりしていました。

 

マサチューセッツの小学校の場合

マサチューセッツで通っている小学校は音楽、体育、美術共に市による必修科目らしく、PTAへの寄付のお願いもそれほど盛んではありません。
教育予算がたっぷりあるのだなぁ、と思わされます。

音楽

音楽の授業は低学年は合唱、3年生は合唱とリコーダー、4年生からは合唱と好きな楽器を選んで指導を受けます。
そしてこの楽器というのが、え、こんなの小学校のうちからやるの…?!という楽器なのです。

バイオリン、チェロ、ビオラ、ストリングベース、トランペット、クラリネット、フルート、トロンボーン、アルトサックス、木琴+小太鼓

この中から一つ選び、一年間その楽器を学びます。
小学生が音を出せるのかなぁ?と心配になりますが、どうなのでしょう…?一年後の発表会が楽しみです。
ちなみに3年生のリコーダーの発表会に行きましたが、日本だったら先生が激怒してビシビシ指導するだろうレベルでした。。

この楽器は学校にあるものを貸してくれるわけではなく、自分で用意します。
自分で用意って…!めちゃくちゃ高いんじゃないの…!?と思いますが、地域の楽器屋さんがレンタルしてくれます。
ちなみにネットで申し込むと、学校まで届けてくれます。
楽器にもよりますが、月々20ドル程度で借りられます。借りた後に買い取りも可能なようです。

授業料は楽器指導料として年150ドルかかります。家計が苦しい家庭は申請すれば免除されます。

体育

体育の授業は低学年から週2日あります。
ですが、日本のような鉄棒やとび箱、マット運動、水泳等はありません。
子どもに聞いてみると身体を使って遊ぼう!みたいな内容が多く、運動神経がない子もとても楽しそうです。
私は日本の体育の授業が辛かったので、こういう授業がいいなー!と思いました。

ちなみに日本の小学校に帰る時にマット運動やとび箱等ができないと不安だから、と子どもを放課後、ジムナスティックに通わせたお母さんから話を聞いたところ、平均台の上で回転する等、体操選手養成のような内容で、日本の体育授業的なものではなかった、ということでした。

確かに日本の学校に帰った時、かなり苦労するかもな〜、とは思います。できるだけゆるい体育の授業をしている学校を探したいな…と非体育会系な母は思っております。

あと、日本のような運動会はありません。
フィールドデイというこれまたゆるい行事があって、2〜3時間程度、色んな競技をして楽しんで、最後にアイスを食べます。平日に行われ、親も呼ばれないので、見に行ったことがありません。
でも話を聞く限り楽しそうです。

普段の授業もフィールドデイも普段着のままです。サンダルやブーツではなく、スニーカーを履いてくるように言われます。

美術

美術の時間はこちらも写生はなく、かわいいイラストを描いてくることが多く、非常にポップです。
日本だったら美術の時間にこんなイラスト描いてたら怒られるだろうな〜、という感じ。


地域によって内容は違うものの、総合的に日本に比べてゆるく、楽しそう、という感想です。
技術の向上とかはあまり気にしていないので、そこを重視する人には物足りないかなとは思います。