かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

携帯の待ち受けに写っているもの

突然ですが、携帯の待ち受け、何が写っていますか?

私の携帯の待ち受けが子どもの写真になっていることは、まれにある。けれど、奥田民生である率が高い。

なぜなら、携帯の待ち受けというものは、日々の業務を離れて、自分の心がほっと一息つけるものが選ばれることが多いからである。

ふにゃっとしたおじさんの顔に、私は大変癒される。
そこに子どもの写真があって癒されますか?
まあ癒されないこともない。
だが、日々追いまくられている業務(=育児)から心を解き放てますか?いいえ、解き放てません。

なので、携帯の待ち受けを子どもの写真にしてる人は、よっぽど心から子どもが大好きで「子どもといるといつも元気が出るよ!」という器の大きい人か、「子どもの寝顔かわいいですよね〜」みたいな子どもと日常触れ合っていない人、な気がする。

私の観測範囲では、子どもの写真を待ち受けにしている人は、「平日は家に帰っても風呂に入って寝るだけ」という会社人間の男親に多い。
飲み会で「かわいいでしょ〜」って待ち受け画面を見せている。
子どもの世話をすることはきっと自分の業務範囲外なんだろう。

待ち受けを子どもの写真にするということは、待ち受けを部下の写真にしているようなもの。
どんなに仕事好きで部下の育成に情熱を注いでいても、待ち受けにはしたくない、という人がほとんどじゃないだろうか。
携帯見る時くらい、日常業務から離れたいよ〜、と思うだろう。
私もまさにその境地である。

自分に責任のない、ただただ見てるだけでにやにやしてしまうもの、それを人は携帯待ち受けにするのである。

月を超えろ

月を超えろ


↑こんな民生はさすがに待ち受けにしないのである。
PUFFYが撮った写真とかが一番気が抜けてふにゃっとした顔をしてることが多いので、いいのである。


追記
その後、アンケート取ってみたら、お子さんの写真を待ち受けにしてる育児主担当の方、めっちゃいた…。
そうか、そうなんだ…。
今、下の子がイヤイヤ期だから辛いんだろうか、私。