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かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

アメリカの学校のsnow day(雪のための休校)

雪が降る地域へ引っ越してきて、よく分からなかったのは、snow dayという制度でした。
2月になって次々とスノーストームが来て、立て続けにsnow dayになったので、ここでsnow dayの仕組みを書いておきたいと思います。

まず、snow dayというのは、雪や悪天候による休校日のことです。
アメリカの雪が降る地域だと、snow dayがあることを前提に日程が組まれています。
例えば学年始めに配られる学校の予定表には、「夏休み開始は6/22から、ただしsnow dayが5日ある場合は補講授業があり、6/29から夏休み」と明記されています。
snow dayによる休校が5日以上あった場合も、それ以上の補講は行われません。

私が一番不安だったのが、snow dayで休校になるということがどのように知らされるのかということでした。
私がはじめに現地の人に質問した時は、
「テレビやラジオで休校のお知らせが流れるよ、テレビの下に字幕で休校の学校がずらっと流れるから見逃さないようにね!見逃してもしばらくたてばまた流れるから大丈夫!」
と言われて、えー、そんなんちゃんとチェックできるかな…?と思ってたのですが、実際はもっと親切設計でした。

まず、休校になる当日朝6時までに電話がかかってきます。
早い時はまだ雪が降ってきていない前夜に、天気予報をもとに休校が決まり連絡がある場合もあります。
日本のような電話連絡網ではなく、全家庭に電話がかかり、自動音声が流れるシステムです。
「◯月◯日は休校です。Have a good day!」みたいな内容です。
さらに、学校に登録してあるメールアドレスにも同じ内容の音声が聞けるリンクが貼られたメールが届きます。

また、学校のホームページにもこのようなお知らせがトップページに表示されます。
f:id:satsukinmnl:20160209062459j:image
出典: Boston public schools HP


もちろん、テレビやラジオでも情報が流れるようですが、上記の方法で休校であることがはっきり分かるので、テレビやラジオにかじりついてチェックしたことは今までのところありません。
インターネットがある時代でよかった…!

また、休校ではなく、1時間ないし2時間遅れて授業開始という場合もあるようです。その場合も連絡が来て、スクールバスもその時間にあわせて来るようです。

個人的には、結構さくっと休校にするんだなぁ、という印象を受けました。
雪降ってるけど頑張ればたどり着けるんじゃない?と思うような雪でも休校になります。
日本の、電車が止まらなければ根性でたどり着くべし!みたいな精神が自分の中に染み付いてるなぁ、と感じました。
無理に頑張らない、補講すればいいんだから。って感じで、柔軟だなと思います。

また、そういう日は会社にも無理やり行かずに、家で仕事してる人が多いようです。
パソコンと携帯とwifiがあれば仕事できるでしょ、って感じで、まぁその通りですね、、と思います。

自然に立ち向かったってしょうがない、あきらめましょ。
幸いテクノロジーが発達してるんだから活用しましょ。
でも除雪と融雪剤はきっちりやります、次の日からは通常通り道路が使えます。
というアメリカの自然との向き合い方は面白く、学ぶべきところがたくさんあるなぁ、と思います。