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かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

一人で子どもの看病するの、辛い…

病気の子どもといると、心があっという間に鬱々とした谷に落ちていく。

朝、いつものようにそっと起き出すも、眠りが浅くお母さんセンサーが敏感になっている子どもは泣いて起きだしてくる。
その後も不機嫌で、べったり抱っこを要求する。
それでも上の子の弁当作りや朝食、送り出し等を分刻みでしなくてはいけない。
仕事のメールチェックをするために起きてきた夫に子どもを抱っこしてもらってちゃっちゃと終わらせる。

家族を送り出したら、病気の子どもと一対一の1日が始まる。
これ食べたい、あれ食べる、という割に二、三口食べては放り出される。
それでも食欲があり水分も取れるのでほっとする。
ちなみに、この放り出された残りご飯をもったいないからって食べてはいけない。必ず子どもより具合が悪くなる。第一子で学んでいるので、すべてため息と共にゴミ箱へ捨てる。

苦しそうに咳き込み、鼻水が止まらない子どもに薬を飲ませようとしても断固拒否。
水で溶いて団子状にして口にねじ込んだら、口の中に手を入れてかきだされる。べたべたになった薬が散らばる。
水で飲ませようとしたら、コップを振り回されて水びたしにされる。
それならもういいや、と諦め、着替えをして膝にのせる。

いつもなら絵本読もうか?と聞くと嬉しそうに本を持ってくるのに、うつろな瞳のまま。本を読んでも聞いているのかよくわからない。不安でいっぱいになる。
熱もある。
冷えピタをおでこに貼ろうか?と聞くも首を振られる。
咳が苦しそうで、咳の後におえっと吐きそうなしぐさをする。
咳をするたび背中をさする。

その内鼻水も出てきた。
鼻水をティッシュで拭っていたら、鼻の下が痛いらしく、嫌がり、テーブルの上のお手拭き代わりの濡らした手拭いで鼻の下を抑えてる。
もう少し柔らかいものを、と思って濡らしたガーゼを渡すと、手拭いがよかった!!と怒られる。
濡らした手拭いをもう一度渡すも、鼻を拭いた後じゅうたんや椅子の上に放置されてじんわり周りが湿っている。
小さいハンドタオルを渡したら、それが気に入ったみたいで持ち歩くようになった。

今度はそのタオルがないと不安になり、少し膝の上でうとうとした時にタオルを落としてしまい、30分後にふと気づいて「おててふき!」と叫んで怒っている。あわててタオルを渡す。怒って叫んだせいでさらに咳き込む。すっかり眠れなくなって昼寝は短時間で終わり。

この短い昼寝の間に、不安とストレスに押しつぶされそうになってTwitterとチョコとクラッカーを摂取。
そういえば自分の朝食食べてないや、と気づく。

アンパンマンとミッキークラブハウスを見せて少し子どもと離れられた隙に、最低限の家事と、病院に電話。
アンパンマンとミッキーはお母さんと子どもを救うなぁ。

奇跡的に病院の当日予約が取れたので、連れて行く用意を始める。
が、領事館からメール。
病院の近くで発砲事件、被害者複数、犯人逃亡中とのこと。
Twitterで続報をチェックするも一向に良い情報は出てこない。
犯人が捕まる気配がないので、予約キャンセルの電話をする。
今日中に医者に診てもらえる、という明るい灯火は消えてしまった。
また灰色になった家の中で、外出している家族は無事かさらに不安な気持ちが襲ってくる。
子どもはいつもならアンパンマンやミッキーを見ながら楽しそうにおしゃべりするのに、ぼーっと画面を見つめるばかり。側に近寄ると膝に乗ってきてぎゅーっと抱きしめてくる。ぎゅーーー。

私ができることはただ心配して、機嫌の悪い小さなお姫様の言うことを聞くこと。
外出もできないし、まるで奴隷のようだ…などとぼんやり思ってしまう。

子どもが一番辛いのはよく分かってる。それでも一人で喋る相手もいなく、普通の風邪なのか?この咳はひどすぎるんじゃないか?等と頭の中で悪い想像を巡らしながら、ひたすら機嫌の悪い子どもの世話をする。自分のご飯を食べる時間や余裕がない。
そういうお母さんだって辛い。辛いぜー!!

Twitterにいつも以上に連投してしまう。そうしないといられない。
自分と社会をつなぐ唯一の糸だから。