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かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

キラキラ☆憧れの駐妻生活☆ が分からない

東京カレンダーの連載をむかつきつつ楽しく読んでいたら、「駐妻目的で商社マンと結婚する女性」の話がちらっと出ていた。

この「駐妻になりたい人」というのがどうも分からない。
日本で英会話教室に行っていた時、受付の女性が「旦那さんの仕事で海外に住むのが夢なんです〜!」と言っていた。
英語できるんだから、自分で海外勤務希望すればいいのにな、と不思議に思った。
ほんとに海外に住みたいなら、海外勤務しそうな男性と結婚して、その人が海外勤務になるのを待つより、そのほうが早い気がする。

まず、駐妻希望の人達が海外に住んで何をしたいのかがいまいち分からない。
私がここでやりたいことがいまだに見つからなくて、もやもやしてるからそう思うだけかもしれないけど。
海外大学でMBAを取りたい、という感じでもなさそうだし、英語を使って現地の人と交流したい?広い家で海外の雰囲気を味わってそのステータスを味わいたい?ステータスというものに全く興味がないからピンとこないけど。
こっちに来たら、日本人は英語ができないかわいそうな外国人だし、子どもの現地校の同級生は地下室も庭もある大きい持ち家に住んでるからなぁ、ステータスもひったくれもない。

それから子どもがバイリンガルになるね!帰ってきたら帰国子女だね!とか言われるけど、帰国子女って空気読めない、権利ばかり主張して使えない、とかこき下ろされることも多いのに、急に憧れの存在みたいに持ち上げられてもな…って思う。
子どもは親の都合で言葉が全然分からない学校に突然放りこまれて、帰ってきたら逆カルチャーショックを受け、本当に大変だと思う。英語ができるようになるのはそりゃラッキーなんだろうけど。。それを上回る苦労をさせてるよなー、と思う。

では最後に憧れの駐妻生活の現実。
朝6時台起床、子ども2人の弁当作り
朝7時 子どもを起こし朝食。
朝8時 長女をスクールバス乗り場へ送っていく。
朝9時 車に乗るのを嫌がる次女をプリスクールまで運転して送っていく。
スーパーで買い物、家で家事、週一回ESLクラスに行き英語の勉強、昼食は昨夜の残り物を食べる。
次女がプリスクールに行かない日は次女と散歩したり本読んだりパズルしたり砂遊びしたり昼食食べさせたり…。
夕方2時半 運転して次女プリスクールお迎え
夕方3時半 長女のスクールバスお迎え
長女の友達が遊びにきたらその対応、長女のおけいこの送迎、宿題のチェック等
夕方6時 夕飯の支度
夜7時 夕飯
夜8時半 風呂
夜10時 寝かしつけ
…憧れますか?どうですか??
クルマがないと生活できない地方都市の主婦とほぼ同じ生活かと思う。。
それプラス、街の人が何言ってるか半分くらいしか分からない。

もちろん海外暮らしして初めて経験できること、分かることもたくさんあるんだけど…でもそれは期待されてるようなキラキラしたおしゃれな経験じゃない。

つまりはどこへ行っても、もともとキラキラ女子じゃなかった人はキラキラ女子にはなれない、ってそれだけなのかもしれない。けど。

キラキラ女子はたぶん海外に行っても上手にキラキラできるものを見つけてキラキラしてるのかもしれんね。