かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

ワーキングマザーだった私ができなかったこと5つ

私は数年前まで東京で共働き会社員をしていました。
いわゆるワーキングマザーです。

保育園の連絡帳を書きつつ朝食を食べ、保育園に子供を送り、会社に行き、定時で帰り、保育園に子供を迎えに行き、夕飯作って食べさせてお風呂入れて寝る。
この生活の中で、できなかったことがありました。


ワーキングマザーだった私ができなかったこと その1
麦茶を作る。

 

麦茶。水を入れた容器に麦茶パックを入れて1時間待つ。飲み終わったら容器を洗う。
…できませんでした。Amazonで麦茶2リットル容器12本を買っていました。


ワーキングマザーだった私ができなかったこと その2
Amazonの箱を捨てる。

 

Amazonから来たその段ボールを分解して取って置き、収集日に出す。
…できませんでした。
段ボールは1週間ほど玄関にそのままの形で放置され、土日に気力体力を振り絞って段ボールを分解する、そして収集日に出そうと部屋に置いておく、ここまでは頑張ればなんとかできました。
が、たまりにたまった段ボールを収集日に出すことがどうしてもできませんでした。
私の住んでいる地域の段ボール収集日は土曜日で、土曜日に8時までに起きてダンボールを外に出しに行く気力体力はどこにも残っていませんでした。


ワーキングマザーだった私ができなかったこと その3
部屋に散らばっている洋服を片付ける。

 

部屋の床に散乱している洋服。これを拾い上げて、しまったり、洗濯機に入れたり、クリーニングに出したり、そういうことができませんでした。
5秒でできるけれど、そういうことじゃない。とにかくそういう面倒くさいことをする力が出ないんだ。。


ワーキングマザーだった私ができなかったこと その4
掃除機もしくはルンバをかける。

 

床に洋服が散らばっているので、ルンバはかけられないわけです。
共働きに必要な「新三種の神器」とか言われてるけど、その前に何も落ちてない床を作らなきゃいけない。
それができないんだからルンバを買っても意味ないのです。
掃除機も同様。
床に洋服があったら吸い込んじゃう危険性がある。
なので、いつもクイックルワイパーで空いてる場所だけを適当にササーっとしていました。


ワーキングマザーだった私ができなかったこと その5
休みの日に午前中出かける。

 

休みの日はゆっくり寝る日。思う存分ぐたぐたする日。ということで、午前中出かけることはほぼありませんでいた。
いつも外出し始めるのは午後2時過ぎ。
そこまでいかないと力が出てこない、そしてそこまでいくと休日だからなんかしなきゃ!と動きだす。
とにかく午前中はエンジンがかからないのです。。

 

日常を回すのに100%の力を使い切ってるので、それ以上の力が出ないのです。
仕事を休んでいる今は上記のことは全てできるし、たいしたことじゃないのになー、と客観的に思える。
でも、渦中にいる時は、こんなんじゃだめだなーと思いつつ、ずぶずぶと疲労の沼に吸い込まれて出てくることができない。

今の私の疲れ過ぎの基準は、麦茶が作れなくなったら危険、です。
麦茶を作る気力や時間の余裕がなくなったら、疲れすぎ忙しすぎと判断し、ペースダウンして休むことを心がける。
そこで無理して、麦茶つくらなくちゃ…!と思わないこと。それ以上自分を疲れさせないこと。

いつか仕事に復帰することになっても、この基準で自分を甘やかしていきたいと思っています。
そうしないと自分も家族も辛くなるだけだから。