かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

アメリカ小学校の画期的な集金システム

9月。
プリスクールや小学校が始まった。
カリフォルニアの早い夏休みの始まりと、マサチューセッツの遅い新学期の始まりを受けて、我が家は約3か月の夏休みだった。長かった。。

長い夏休みが明けて襲ってくるのは、大量の書類への記入や小切手(チェック)の作成。
しかもこの小切手、支払先がものによって違っていて、これは学校に、これはPTAに、とそれぞれ支払先と金額を記入し申込用紙と一緒に封筒に入れて、、という作業が必要で、私の苦手分野だった。
間違わずに支払先を書いたところで気が抜けて、英語表記で金額を書くところで綴りを間違い、ああ作り直さなきゃ!となることが多く、イライラする作業だった。

ところが、転校先はとても画期的なやり方を取り入れていた。
PTAのホームページ上でほぼすべてのものがオンライン決済できるようになっている、、!
PTAへの寄付、クラスへの寄付、ピザパーティーの申込み等々、今までならそれぞれ小切手を作って担任に手渡しだったのが、
全てネット上でポチポチとカートに入れてペイパルや銀行、クレジットカードなどの情報を入れて購入ボタンを押すだけで終了。
まるでAmazonで買い物するような手軽さなのだ。
アメリカに来た当初は、10セントのコピー代や25セントの駐車場代金がカード払いできることに驚いていたが、
とうとう学校関連でも一括オンライン決済ができるようになったか。

イライラする細かい手書き作業が多い新学期ではなくて、素晴らしい技術の進歩やそれを抵抗なく受け入れる土壌の恩恵を受けて、なんだかワクワクした新学期の始まりだった。