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かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

ベストな産み時ってあるの?

産み時。特に仕事をしている女性はみんな考える問題じゃないかと思う。

20代のほうが妊娠しやすいから若いうちに産んだほうがいいとか、

いやキャリアを積んで職場で必要とされる人になってから産んだほうがいいとか、

産むと時間制限ができるから自分で裁量できるようになる管理職になってからのほうがいいとか。

色んな情報があって悩んでしまう。

 

私自身は第一子を就職3年目に出産した。

 

まだ3年目だというのに私はその頃にはすっかり社畜マインドになっていて、上司に妊娠を報告する時、「いいニュース?悪いニュース?」と聞かれて、「悪いニュースです。」と答えたことを覚えている。

報告を聞き終えて上司は、「なんだ、いいニュースじゃん、おめでとう!」と言ってくれた。

仕事の上で妊娠をそんな前向きにとらえてもらえるとは思ってもみなかった私は、「そうか、これっておめでたいことなのか、、」と初めて実感した。

 

職場のみんなに申し訳ない、まだキャリアも積んでないのに1年も休んだら同期において行かれてしまう。

そんな申し訳なさと不安と焦りでいっぱいだった。

今考えるとたかが1年の休職で何をそんなに、と思うのだが、まだその頃は周りに結婚出産した同期や友人がいなかったため、かなり悲観的になっていた。

 

その後第二子出産までに5年間のブランクが生じたのは、しっかり仕事したいという気持ちもあるけれど、第一子の育児で精一杯だったからだ。

1歳半まで夜泣き、その後4歳までイヤイヤ期が続いた長女の育児は大変で、とてももう一人、、とは考えられなかった。

4歳になったら突然、楽になって、天使時期が来たのを覚えている。

長女はかわいいし、これはもう一人産めるかも、という気になった。

そして、これこそが産み時なんだなぁ、と思った。

兄弟は何歳差で産むのがベスト?という問いはよく聞くけれど、何歳差がベスト、というのは多分ないし、それぞれの家族で違うと思う。

けれど、育児をメインでやっている人が少し楽になったなぁ、光が見えてきたなぁと思ったときが次の産み時なんじゃないかな。

 

社会的、職場的な産み時ってあんまりないと思う。

いつだって職場は忙しい、人が足りない、って言うし、今休まれたら困るって言うかもしれない。

でも、その人が産みたいなぁ、産んでもいいかなぁ、って思ったときがその人の産み時なんだと思う。

事実、私が第二子の産休に入ったとき、職場は鬼のように忙しかったし、人が足りなかった。

でも5年間で図太くなった私は、申し訳ないとか、出世の遅れの恐れとかあまり気にせず(育児しながら制限のある働き方してたから、もう出世とかは関係なくなったことも大いにある。)、休めるぞー!!みたいな喜びもあった。

このまま「ザ総合職」な働き方じゃ自分の心身や家族が持たないぞ、という危険も感じていた。

ここらで一度ペースを落として、二児を育てながら働くってどうしたらうまくいくんだろう?と新たな実験をするみたいな気持ちだった。

そうやって前向きに自分自身が思える時が産み時なんじゃないかなぁ、それはそれぞれ違うし、一生そう思わない人もいるかもしれないし、身体的に若いほうがいいから早く産めとか、仕事が忙しいから今産むなんて非常識とか、誰かから意見を押し付けられることじゃないと思う。