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かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

理系女子だった私が言えること

「女子はなぜ工学部に来ないのか」というブログ記事が話題になっていますね。

「珍しい」とされてる電気系卒の女子なので、私が理系進学を目指す学生に伝えたいことや、電気系学科の実際のところについて書いてみます。


「出会い」について

「電気系機械系男子学生の結婚難」と先のブログ記事には書かれていましたが、
電気系学科でもバイト先やサークル等で彼女と出会っている男子学生はいっぱいいましたし、
珍しいとされる女子なのに、全くもてなかった私みたいなのもいるので、
機械、電気系に行ったら彼女ができないんじゃないかとかびびる必要は全くないです、男子学生。

大学の授業や研究室で出会えなかったら、出会いたい人は女子がいるサークルやバイトを探すのをおすすめします。
別に出会いたくない、女子怖い…という人もいると思うし、それはそれでそういう時期もあっていいんじゃないの。私もそうだったし…と思います。


理系を目指す女子へ

まず、私は中学高校時代から物理、数学が好きでした。
なので、
物理や電気、機械系好きの女子を多くするにはどうしたらいいか?
は正直よく分かりません。

例えば映画「ベイマックス」のゴーゴーは機械系の女子ですよね。
あんな風になりたい!っていうロールモデルがたくさん出てきたら、志望する人も増えるのかな?

ただ、暗記が面倒臭い人は数学、物理はかなりおすすめ!!
とは言えると思います。
数少ない公式さえ覚えておけばあとは考えれば問題は解けます。

ちなみに私は反対に地理、歴史、英語、化学は暗記することが多くて挫折し、消去法で理系に進みました。

電気系を大学受験することに決めた時、
父から「文学部とかのほうがいいんじゃないの?」と謎の言葉をかけられました。
本を読むのは好きだけど、文学の研究には全く興味なかったので、「何を言っているんだ、この人は…。」って感じで軽くスルーしましたが。
そういった理系は女子には向いてないんじゃないの、みたいな謎の言葉かけや空気っていうのはきっとまだ残ってるのかな。
親の言うことは絶対なおうち、女子だから本当は理系が好きだけど言えない、等色々障害がある女子がいるならば、自分の好きだったり得意な道を自分で選んでほしいと思う。

親は子どものことを心配して言ってるんだけど、親の人生と子どもの人生は別な訳で。
親の仕事は子どもがそうやって進路とかを自分で選べるように育てることだと思うんだ。
18才になった時、自分で判断できる力や強さを身につけてほしい、と私なら考えます。


学費について

ちなみに私は学費の面で理系に進むなら自宅から通える国公立のみ(国公立だと文系と同じ学費で済むから。)と親に言い渡されたのだけど、入ったら奨学金もあるし、学費免除制度もあるし、入学前にその辺はもっとリサーチすべきだったなと思いました。
理系は学費が不安、という人は先生に相談したり、ネットで調べたり、大学に電話して聞いてみたりするといいと思います。


電気系学科に入学したら

私は女子高を卒業し、電気系に大学入学したので、いまいちそこがどんな場所なのか分かっていませんでした。
電気系を目指してる友達も回りにいなかったし。

入学して電気系学科の生徒が集まっている教室のドアを開けたとたん、
ああこれは間違った…と思いました。
教室に充満してる声がものすごく低いのです。
それまで高い声に囲まれていた私にとってそれは相当なギャップでした。
見渡す限り男。

授業が始まってからも私の苦しい状況は続きました。
物理、数学が得意というだけで、特に電気系が好きだったわけではない私は、自分でプログラミングやってる、マイはんだごてを持って電子工作してる、という本気の電気好きの人達に圧倒されました。
ここに来るべきではなかった…と思ったし、転部も考えました。
思い返すと私の人生の中で一番暗かった時期かもしれません。

だから、
「女子受験生を増やしたければ、自分は文系だと思っている人、物理が嫌いで生物や化学は好きな人に機械、電気の魅力を訴えなければ。」
と先程のブログ記事に書いてあるけど、そんな人がすごく頑張って電気に来ても、すごく辛い思いするだけだよ、と言いたい。
やっぱり人は好きなもの、得意なもの、熱中してるものに強いんだよ。
物理が嫌いな人は機械、電気系は絶対来ないほうがいい。
高校物理、数学は分かってるものとしてさらに高レベルのものを大学ではやっていくので、そこが分からない、苦手な人が来ても本人が困るだけです。

でも本当は物理とか数学とか興味あるんだけど、女子らしくないから、と躊躇してる、親に反対された、そういう子は頑張れー!って応援したい。

女子学生多くなったら、あの私が受けた衝撃やとまどいってもっと少なくなると思うんだ。
数が多い、少ないって居心地にやっぱり影響するから。(結局段々慣れたけど。)

男子学生の恋人候補になるために、男子学生に女心を理解させるために、
機械、電気系に来るんじゃなくて、(そんな人、いると思えないけど!)
得意で好きで、魅力を感じるなら来て来て!って思う。


蛇足で追記。
理系行ったら英語は必要ないでしょ、と思い込んでいた18才の私に言いたい。
理系は意外と英語論文書いたり海外学界発表したり、シリコンバレーに赴任したりするから、理系の人ほど本当は英語やっておいたほうがいいよ。今、苦労してる。。