かぼちゃねこ日記

アメリカから見えるもの。考えたこと。

考えたこと

アメリカ現地校からの帰国生となる子どもの進路について考える

長女と話をしていたとき。「◯◯州ってさー」と私が言ったら、長女は「しゅうってなに?」と不思議そうに言った。「この前50州と州都覚えてたじゃん!」と言ったら、「ああ、statesのことか。」と納得していた。 また別の日。文章を読んでいた長女は「めしべっ…

自分のこと 子どものこと

「自己実現」ってなんなのかー。例えば今、私は自分のことをほとんど考えることがない。 子ども達をこれからどのように育て、どんな進路があり得るのか、ということに関心が向いている。 英語圏に住む日本人なのか(今の私はここに入る)、英語圏に住む英語…

小学校高学年と未就学児がいる母親の帰国後の働き方を考えた

帰国後の働き方を考えてみた。帰国時期が決まったわけじゃないけど、暇なうちに脳内シミュレーション。例えば、下の子が年中〜年長、上の子が小学4〜5年だとして。 その1下の子 幼稚園 働けるのは9:30〜13:30まで。(通勤時間30分として)水曜は11:00まで、…

帰国子女とワーキングマザー

帰国子女ってワーキングマザーと似てるなーとふと思う。 仕事も家事育児も100%を目指さないといけないプレッシャー 英語も日本語も100%を目指さないといけないプレッシャー 実際はどちらも中途半端になることが多いし、それを歯がゆく思ってしまう。 「仕事…

転勤と家族の犠牲

‪ http://www.komazaki.net/activity/2017/01/004883.html‬ 転勤制度について問題提起されているので、私の知っている具体的な例をあげたいと思う。 例14月に幼稚園に入園する子がいるご家庭。半年前に願書をもらいに朝5時から並び、制服その他必要なものの…

中小企業と大企業の働きやすさ

「夫の仕事の関係で○○県に来月引っ越します。2週間お休みをいただきますが、来月10日からは同じ業務を自宅勤務で行います。」 というメールを取引先の方からいただいた。これは私になかなかの衝撃を与えた。 例えば大企業だと、夫の転勤についていくことにし…

日本語補習校〜目的の異なる子供たちが共に学ぶ難しさ

「学力の経済学」を読み始めた。 本の中に「習熟度別学級」の話が出てきたので、日本語補習校について気になっていたことを書いてみる。 日本語補習校では、普段は海外の現地校に通っている子たちが週に1回、日本語で教育を受けることができる。 週に1回3時…

主婦であること、母であること

「主婦であることを誇りに思ってるし、肯定されたい、世の中に認めてもらいたい」 NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 でVERY編集長が言っていた言葉が印象に残った。 www.nhk.or.jp これは、VERY読者の気持ちを代弁した言葉。 VERY読者ではない私だが、分か…

自らの意思

夫婦別姓についてのニュースを聞きながら。自らの意思で夫の姓にしたので、銀行、保険、年金、資格、身分証の姓を変えるために駆けずりまわった。自らの意思で会社で旧姓使用にしたので、保険証、年金、労働組合の為に新姓のハンコ、会社業務の為に旧姓のハ…

ありふれたあきらめのはなし〜女性を活躍させたいなら〜

Aさん地方公務員だったAさん。東京で暮らす婚約者と結婚するため、仕事を辞め、上京。子どもが産まれるも仕事の忙しい夫は残業続き、土日出勤。夫も自分も実家が遠いため、年に数回子どもを連れて実家に一ヶ月単位で里帰りする。Bさん地方で仕事をしていたB…

専業主婦と子どもが嫌いだった私へ

専業主婦は群れておしゃべりばかりしている、優雅にランチしている、すごく暇そう。でムカつく。働いてた頃の私はそう思っていた。ちなみに、子どもはうるさい、所構わず騒いでしつけがなっていない子どもが多すぎる、子どもの多い場所には行きたくない。と…

勇気と優しさ

映画 実写版「シンデレラ」がディズニーらしい夢の世界で、とても素晴らしかった。 この映画のテーマが「勇気と優しさ」なのだが、勇気と優しさを兼ね備えるってなかなか難しい、とも思った。 例えば、シンデレラはその優しさにつけこまれて、継母に屋根裏部…

仕事、家庭、趣味と(1)(2)(3)

Chikirinの日記と言えば、 先日のエントリに書いた「(1)(2)(3)の図」よりも、こちらの「人生3×3分割表」のほうが有名で、知っている人も多いかと思う。 <a href="http:/…

(1)(2)(3)のバランス

この3つの「Chikirinの日記」のエントリ↓を読んで気づいたこと。 <a href="http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20061012" data-mce-href="http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20061012">(3)との遭遇。</a>d.hatena.ne.jp <a href="…

ベストな産み時ってあるの?

産み時。特に仕事をしている女性はみんな考える問題じゃないかと思う。 20代のほうが妊娠しやすいから若いうちに産んだほうがいいとか、 いやキャリアを積んで職場で必要とされる人になってから産んだほうがいいとか、 産むと時間制限ができるから自分で裁…

「家事労働ハラスメント」を読んで

この本を買ったのはかなり前のこと。 自分のことを主婦と名乗るのにとても抵抗があって、休職中会社員とか元ワーキングマザーとか名乗ってたころ。 うんうんうなづきながら読み始めたものの、自分も家事労働を軽蔑しているのに気づいて辛くなって途中で断念…

とらわれる心 「ゼロ・トゥ・ワン」対談を読んで

ほぼ日に連載されている 『ゼロ・トゥ・ワン』対談 賛成する人がいない、大切な真実とはなにか。ピーター・ティール × 糸井重里 『ゼロ・トゥ・ワン』対談 賛成する人がいない、大切な真実とはなにか。 ピーター・ティール Peter Thiel × 糸井重里 Shigesato…

「女子をこじらせて」雨宮まみ著 を読んで

@mamiamamiya 雨宮さんの著書をまずは一冊読んでみたいのですが、どの本がおすすめですか?ちなみに「穴の底で…」を読んでぐっときました!!#東京を生きる— かぼちゃねこ (@satsukinmnl) 2015年4月20日 という大変失礼な質問に、(著書を読んだことないのに…

かぐや姫と駐妻

「かぐや姫の物語」をようやく見た。 テレビ放映の際、TwitterのTLが賑やかだったから、そんな感じで感想でもつぶやきながら見ようと思ったのに、全くそんなことできなかった。 見終わってからも涙をふきながらしばらくぼーっとして、言葉が出てこなかった。…

Build-A-Bear Workshopが売っているモノ

せっかくアメリカにいるので、アメリカならではのことも書いてみたいと思います。 Build-A-Bear Workshop というぬいぐるみ屋さんがあります。 屋号はbearですが、クマ以外にもたくさんのぬいぐるみを売っています。 クマ、サル、キティ、マイリトルポニー等…

マミートラック脱出後の話

前回は育休後のマミートラック時代の話でした。 <a href="http://satsukinmnl.hatenadiary.jp/entry/2015/04/04/080611" data-mce-href="http://satsukinmnl.hatenadiary.jp/entry/2015/04/04/080611">私がマミートラックにいた時の話 - かぼちゃねこ…

職場の華とモチベーション

昨日のエントリに続いて。 冷静と欲望のあいだ - かぼちゃねこ日記satsukinmnl.hatenadiary.jp 「職場の華」について思い出した出来事を書きます。 職場でアルバイトを一人採用することになった時のこと。 40代でスキルも申し分ない女性が面接に来ました。 …

冷静と欲望のあいだ

「展示会でコンパニオン禁止」という記事を見て。 進んでるな〜、と感じた。 日本で出展する展示会ではコンパニオンには超ミニスカートの制服を着せるのが主流で、展示会に行くたびにそんな格好のコンパニオンと鼻の下のばして写真を撮ってもらっているおじ…

それで充分

時折日本食レストランに行くと、周りのテーブルの人達が日本語を話していることがある。そうするとどうしても日本語の会話が耳に入ってくる。特に合コンの男性の俺面白いでしょアピールや、男性上司が女性部下に説教しつつ俺こんなにすごいんだぜマウンティ…

「前例がない」に苦しめられているあなたへ

「前例がない」この言葉をよく聞きますか?「前例がない」の一言で難しそうだと諦めたことはありますか?前例なんてくそくらえ!と思ったことはありますか?しかし、「前例がない」が口癖の組織ほど、前例があれば結構すんなり事が進んだりするものです。と…

保育園ノススメ

そろそろ復職、保育園入園の季節ですね。仕事と育児の両立生活やっていけるのかな?かわいい子どもを保育園に通わせてまで仕事を続けるなんて…と不安や罪悪感を感じている方もたくさんいらっしゃるかと思います。長女の保育園入園の時を思い出すと、私はずー…

男もつらいけど女もつらいのよ

この前のエントリ、ツイッターのRTがみるみる広がっていくのを見て、これがバズるってやつか…と思いました、ありがとうございます。 子持ち女子と子持ち男子の深くて大きな溝 - かぼちゃねこ日記 実はブログを始める前、月刊1000PVをひとまずの目標としてい…

子持ち女子と子持ち男子の深くて大きな溝

私が一人目を産んで仕事復帰してから数年後のこと、同期入社の男子にもお子さんが産まれました。 彼の奥さんは結婚後、専業主婦をされています。 彼は時々お子さんや奥さんのことを話してくれました。 奥さんとお子さんが里帰りから帰ってきた後のことです。…

先輩ワーキングマザーに会いに行く

前回までで海外赴任に同行することを決めた私ですが、自分の仕事をどうするかは難しい問題でした。 <a href="http://satsukinmnl.hatenadiary.jp/entry/2015/03/12/074932" data-mce-href="http://satsukinmnl.hatenadiary.jp/entry/2015/03/12/074932">私が海外赴任に同行した理由1 〜次女、待機児童になる〜 - かぼちゃねこ日記</a> 私が海外赴任に同行した理由1 〜次女、待機児童になる〜 - かぼちゃねこ日記

私が海外赴任に同行した理由2〜悩みの渦へ〜

〜前回のお話〜 次女が保育園待機児童になった矢先、夫から海外赴任の話を聞く。 単身赴任でしょ、と思った私だったが…。 私が海外赴任に同行した理由1 〜次女、待機児童になる〜 - かぼちゃねこ日記 私が海外赴任に同行した理由1 〜次女、待機児童になる〜 …