車にステッカー貼る?
昔、奥田民生が
「車にステッカーを貼る。どこに貼ったらかっこいいか考える。」
と言っていたことがあって、
「車にステッカー?なんて貼るか…?」
と疑問に思っていた。
が、アメリカに来て、車にステッカーってこういうことか!と分かった。
アメリカの人が車にステッカーを貼るのは普通のことだ。
パソコンにステッカーを貼るくらい、普通のことだ。
車に貼るステッカーは、
「I love my cat」「I love my dog」のようなペット愛から、
「ヒラリークリントン」「トランプ」「偉大なアメリカを再び!」みたいな政治的なもの、
好きな野球チームやホッケーチームのステッカー、
出身大学名、子供の小学校のステッカー等様々だ。
これが日本だったら
「うちの猫は超かわいい♡」
「安倍晋三」
「日本を取り戻す」
「東海大学」
「東第二小学校」
「ジャビット」
「浦和レッズ」
みたいなステッカーを貼ってる車ということになる。
混沌としすぎてるし、特に政治のことや大学名は貼っていると、
すごい主義主張を持っている人、
大学名に誇りを持って自慢したい人、
という感じだ。
でもアメリカでは割と普通だと思う。
ということで、民生はアメリカが好きなんだなぁ、という話。
ちなみに奥田民生の歌はアメリカ西海岸のドライブによく似合う。
https://itunes.apple.com/jp/album/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3/id1250705314?i=1250705537&uo=4&at=1l3vwSM
英検とLexile指数の関係
アメリカ現地校に通っていて、英語の実力を測るために英検を受けようかなという時、どの級を受ければよいのか?
いまいち分からないと思う。
英検のHPで、英検とLexile指数の関係が示されていたので、紹介したいと思う。
こんな感じ。
と言われてもピンとこないと思うので、学年とLexile指数の対応表をLexileのHPから紹介する。
この2つの表を対応させると、
英検準2級→小3〜小4
英検2級→小5〜中2
英検準1級→中2〜高3
という感じ。
ちなみに、「ハリーポッター」は830Lなので、英検準2級から2級の間の難しさ、らしい。
英検準2級の私は「ハリーポッター」読めないけれど…。
これである程度の目星をつけたら、実際に英検HPにある英検の過去問を解いてみれば、どの級を受ければいいか分かると思う。
過去問は3回分、リスニング音源もあるという充実ぶりなので、英検受験を考えている人は必見。
アメリカ現地校小学5年生の教室訪問
娘が9月から現地校の小学5年生になった。
小学5年生といえば、アメリカでは小学校の最高学年。
娘が通う小学校では、5年生だけがハロウィン当日に仮装をして学校に行ってよい。
5年生を卒業する日は堅苦しい卒業式はなく、5年生全員でパーティースプレーをかけ合う。
そんな5年生の日常はどんな感じなのか?
説明を受けに教室公開日(open house)に行ってきた。
クラスは24人。先生は4人…!!
手厚いな〜。
ちなみに6年生からはミドルスクール(中学校)に通うことになるが、ミドルスクールでは日本の大学のように選択授業が多く、授業毎に教室を移動する。
「ミドルスクールに向けての練習のために、5年生も社会と理科の時間は教室を移動するのよ!」
と先生に案内されたのは、ホームルーム教室の隣の教室だった。
なんてかわいい移動…!
図工とか音楽、体育の授業も移動するから、無理に移動させなくても…と思うけれど、先生が色々考えてくれているのが分かる。
クラスの本棚を見てみると、とうとう「ハリーポッター」シリーズが入っていた。
5年生だとハリーポッターが読めるくらいになるということだろう。この1年の成長が楽しみだ。
Harry Potter and the Philosopher's Stone
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ちなみに毎日の宿題は、30分の洋書読書、iReadyというオンライン教材で算数を学習(それぞれのレベルに合ったもの)。
週1回スペリングのテストがあるとのことだった。
とうとうスペリングが来た。
3年も4年もスペリングのテストがなかったので、ちょっと不安に思っていたところだった。
こういうテストがない限り、全く単語の綴りなんて覚えようとしないから、親としては一安心。
新学年の滑り出しは好調なようで、楽しそうに通っている。
私は長い夏休みから解放されて、また弁当作りと送迎係の日常がスタートする。
ESLサマーキャンプ
市の教育委員会主催、無料!、スクールバスでの送迎あり!のESLサマーキャンプを長女が受けてきました。
半日の授業を週5日、1ヶ月間にわたるちょっとした夏期講習のような内容で、
「せっかくの夏休みなのに、毎日学校通ってる」とブーブー言われましたが…。
クラスは、秋からの学年で小1〜2年、小3〜4年、小5〜中1(日本でいう小6)…と2学年が一緒になっています。
レベル的にはアメリカに来たばかりの子も、母語より英語のほうが得意な子も同じクラスにいたそうです。
1クラス20人程度のところに、先生が2人ついています。
内容は「ほぼ学校と一緒!」だそうで、本を読んでその内容の確認をしたり、クラスでディベートをしたり(テーマは「小学生のSNSの使用について」、「ビデオゲームについて」の是非だったそう)、単語を学習したり。
週に一回程度、近くの水族館や科学博物館からの出張授業があったそうで、水辺の生き物を触ったり、実験したりしてとても楽しそうでした。
最後の日には成績表までもらってきて、本当に学校の授業みたいでした。
実際、行われている場所も、市内の小学校を借りて行われています。
結果としては、英語に慣れていない不安からか、娘と同じく小さい声の子が多かったらしく、あまりに話してる内容が聞こえないために「妹を叱るくらいの大声で」発表したら、すごく褒められて自信がついて、それ以降大きな声で話せるようになりました。
ずーーーっと、声が小さいと先生達から指摘され続けていたので、壁を乗り越えたのかなと思っています。
新学期までにまだ1ヶ月以上あるけど、その声を出す感覚を忘れないでほしいなー。
日本語補習校 夏休みの宿題
日本語補習校の夏休みの宿題。
小4向けに2ヶ月の夏休みで出た宿題はこのくらいの量でした。
・国語プリント10枚
・算数プリント10枚
・漢字ドリル10ページ
・社会調べ学習
・理科調べ学習
・新聞作り
・読書感想文
・日記 3回
・自由研究(希望者のみ)
毎日1ページずつやれば終わるんじゃない?位の量でした。
実際は調べ学習とか新聞とかは1日では難しいし、旅行にも行くので、プリントは2枚ずつやって残りの日でじっくりやるものはやる、って感じですかね。
ちなみにプリント、ドリルは親が丸つけをして提出です。
日本の小学校ではどのくらいの量が出るんでしょう??未知ですが、このくらいの量をこなせるようにしてればいいのかなー?どうかなー??
アメリカ現地校からの帰国生となる子どもの進路について考える
長女と話をしていたとき。
「◯◯州ってさー」と私が言ったら、
長女は「しゅうってなに?」と不思議そうに言った。
「この前50州と州都覚えてたじゃん!」と言ったら、
「ああ、statesのことか。」と納得していた。
また別の日。
文章を読んでいた長女は
「めしべって何?」
と聞いてきた。
めしべって、花のめしべ?知らんの…??
と絵を描いてみせたら、
「ああ、××か。」
(英語だと思われる…母は聞き取れなかった…。)
と言って納得していた。
小学校入学前に渡米して、平日は現地校、土曜日に国語と算数だけ日本語補習校に通う日々を4年続けた。
こうなるんだ…と静かな衝撃が私を襲った。
日常会話は日本語優位な長女だが、学習言語については英語が優位になっているのだった。
日本に帰ったら、日本語優位で日本大好きな長女だもの、日本の学校に普通に通うのだ、と今まで疑いもせずに考えていた。
しかし、学習言語が英語優位なのであれば、インターナショナルスクール、イマージョン教育、もしくは帰国生は学習言語としての日本語が不得意であることを熟知し、対応してくれる学校を候補として考えたほうがいいのかもしれない。
これまでどおり、日本の少し難しめ(とは言っても学年レベル)の本を読んだり、漢字学習は進めるにしても、日本でずっと暮らしていた子と同じレベルで日本語が理解でき、操れるだろう、という私の考えは改めなければいけない時かもしれない。
高学年になるほど現地校への転校は難しい??
既に夏休みなアメリカ。
9月からは小学5年生となる長女の現地校の資料を読んでいました。
現地校では小4から各自1つ楽器を選んで音楽の時間に練習していますが、小5からは学校のバンドやオーケストラに入ります。
資料の注意書きには、
「5年生から転入してきて、今まで楽器を弾いたことがない児童は、各自で個人レッスンを受けてください。学校ではバンドやオーケストラ練習中心になるので、1人1人に楽器を教えることはしません。」
と書いてありました。
この楽器がピアノとかリコーダーとかではないのです。
バイオリンやサックス等の楽器で、日本の小学校ではまず手にしないようなものばかり。
ここに日本から転校してくるのはかなりきついなー、と思いました。
英語も分からない状態で、楽器の個人レッスンをつけ、学校ではバンドやオーケストラの練習…。
日本とは音楽一つとっても、やっている内容が全然違うので、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
しかし、これは反対に日本に帰国する時にも当てはまり、アメリカ駐在している母同士が集まるといつも話に出るのが、
「日本の理科社会についていけるのか?
マット運動や鉄棒、水泳等の体育の授業についていけるのか?
(アメリカの体育はほぼ体を使った遊びをしているだけ)
高度な美術、音楽のリコーダーについていけるのか?
(アメリカの美術も音楽もゆるゆるなので高度な技術は身につきません)」
ということ。
日本→アメリカも、アメリカ→日本も、高学年になればなるほど、転校はハードな経験になるのかもしれません。