ESLサマーキャンプ
市の教育委員会主催、無料!、スクールバスでの送迎あり!のESLサマーキャンプを長女が受けてきました。
半日の授業を週5日、1ヶ月間にわたるちょっとした夏期講習のような内容で、
「せっかくの夏休みなのに、毎日学校通ってる」とブーブー言われましたが…。
クラスは、秋からの学年で小1〜2年、小3〜4年、小5〜中1(日本でいう小6)…と2学年が一緒になっています。
レベル的にはアメリカに来たばかりの子も、母語より英語のほうが得意な子も同じクラスにいたそうです。
1クラス20人程度のところに、先生が2人ついています。
内容は「ほぼ学校と一緒!」だそうで、本を読んでその内容の確認をしたり、クラスでディベートをしたり(テーマは「小学生のSNSの使用について」、「ビデオゲームについて」の是非だったそう)、単語を学習したり。
週に一回程度、近くの水族館や科学博物館からの出張授業があったそうで、水辺の生き物を触ったり、実験したりしてとても楽しそうでした。
最後の日には成績表までもらってきて、本当に学校の授業みたいでした。
実際、行われている場所も、市内の小学校を借りて行われています。
結果としては、英語に慣れていない不安からか、娘と同じく小さい声の子が多かったらしく、あまりに話してる内容が聞こえないために「妹を叱るくらいの大声で」発表したら、すごく褒められて自信がついて、それ以降大きな声で話せるようになりました。
ずーーーっと、声が小さいと先生達から指摘され続けていたので、壁を乗り越えたのかなと思っています。
新学期までにまだ1ヶ月以上あるけど、その声を出す感覚を忘れないでほしいなー。
日本語補習校 夏休みの宿題
日本語補習校の夏休みの宿題。
小4向けに2ヶ月の夏休みで出た宿題はこのくらいの量でした。
・国語プリント10枚
・算数プリント10枚
・漢字ドリル10ページ
・社会調べ学習
・理科調べ学習
・新聞作り
・読書感想文
・日記 3回
・自由研究(希望者のみ)
毎日1ページずつやれば終わるんじゃない?位の量でした。
実際は調べ学習とか新聞とかは1日では難しいし、旅行にも行くので、プリントは2枚ずつやって残りの日でじっくりやるものはやる、って感じですかね。
ちなみにプリント、ドリルは親が丸つけをして提出です。
日本の小学校ではどのくらいの量が出るんでしょう??未知ですが、このくらいの量をこなせるようにしてればいいのかなー?どうかなー??
アメリカ現地校からの帰国生となる子どもの進路について考える
長女と話をしていたとき。
「◯◯州ってさー」と私が言ったら、
長女は「しゅうってなに?」と不思議そうに言った。
「この前50州と州都覚えてたじゃん!」と言ったら、
「ああ、statesのことか。」と納得していた。
また別の日。
文章を読んでいた長女は
「めしべって何?」
と聞いてきた。
めしべって、花のめしべ?知らんの…??
と絵を描いてみせたら、
「ああ、××か。」
(英語だと思われる…母は聞き取れなかった…。)
と言って納得していた。
小学校入学前に渡米して、平日は現地校、土曜日に国語と算数だけ日本語補習校に通う日々を4年続けた。
こうなるんだ…と静かな衝撃が私を襲った。
日常会話は日本語優位な長女だが、学習言語については英語が優位になっているのだった。
日本に帰ったら、日本語優位で日本大好きな長女だもの、日本の学校に普通に通うのだ、と今まで疑いもせずに考えていた。
しかし、学習言語が英語優位なのであれば、インターナショナルスクール、イマージョン教育、もしくは帰国生は学習言語としての日本語が不得意であることを熟知し、対応してくれる学校を候補として考えたほうがいいのかもしれない。
これまでどおり、日本の少し難しめ(とは言っても学年レベル)の本を読んだり、漢字学習は進めるにしても、日本でずっと暮らしていた子と同じレベルで日本語が理解でき、操れるだろう、という私の考えは改めなければいけない時かもしれない。
高学年になるほど現地校への転校は難しい??
既に夏休みなアメリカ。
9月からは小学5年生となる長女の現地校の資料を読んでいました。
現地校では小4から各自1つ楽器を選んで音楽の時間に練習していますが、小5からは学校のバンドやオーケストラに入ります。
資料の注意書きには、
「5年生から転入してきて、今まで楽器を弾いたことがない児童は、各自で個人レッスンを受けてください。学校ではバンドやオーケストラ練習中心になるので、1人1人に楽器を教えることはしません。」
と書いてありました。
この楽器がピアノとかリコーダーとかではないのです。
バイオリンやサックス等の楽器で、日本の小学校ではまず手にしないようなものばかり。
ここに日本から転校してくるのはかなりきついなー、と思いました。
英語も分からない状態で、楽器の個人レッスンをつけ、学校ではバンドやオーケストラの練習…。
日本とは音楽一つとっても、やっている内容が全然違うので、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
しかし、これは反対に日本に帰国する時にも当てはまり、アメリカ駐在している母同士が集まるといつも話に出るのが、
「日本の理科社会についていけるのか?
マット運動や鉄棒、水泳等の体育の授業についていけるのか?
(アメリカの体育はほぼ体を使った遊びをしているだけ)
高度な美術、音楽のリコーダーについていけるのか?
(アメリカの美術も音楽もゆるゆるなので高度な技術は身につきません)」
ということ。
日本→アメリカも、アメリカ→日本も、高学年になればなるほど、転校はハードな経験になるのかもしれません。
下の子がお呼ばれした時、上の子をどうするか問題@アメリカ
上の子は小学生なので、誕生日パーティーだろうとプレイデートだろうと、車で送迎すればよいだけなので、いいんです。
でも。
下の子が誕生日パーティーや、プレイデートに呼ばれた場合。
まだまだ幼稚園児で保護者の同行が必要です。
しかし、この時上の子をどうしたらいいのか、正解が分からないのです。
もちろん一番いいのは、上の子を夫が見る。なのですが、土日であろうと出張や在宅仕事が突発で入るので、前日になるまで夫が上の子を見られるかが分からない状態。
今までだいたいの日は夫の出張か電話会議と重なったため、公園やパーティー会場が広めの時は上の子を連れていき、適当に母子で喋ったり、下の子と一緒に遊んだりしてました。
が、誕生日パーティー会場がそんなに親しくない方の自宅の場合や、遊ぶ内容がじゃぶじゃぶ公園で水遊びしましょう!等、小学校高学年女子にはきつい内容の場合、どうしたらいいか…と悩みつつ、今までなんとなくお断りしてました。
これが上の子にとっても下の子にとっても正解なのかなぁ…?ともやもやしながらも、どうすればいいか分からない。
ちなみに、上の子を連れてきている人は、私の他にも今まで2回くらい見たことあるけれど(どちらも日本人の方)、総じて上の子はつまんなそうでした。
まぁ、そうだよな…。
そのためだけにベビーシッターを雇うのもなんだかな、だし(どうせiPad見てるか宿題してるかだろうし…)、土日は家族と過ごす日で、普通のプレイデートを入れるのはなしね、という暗黙の了解があるしで、どうにもこうにもうまい案が浮かびません。
小学生1人で遊べる児童館みたいなのがあるといいんだけど…もちろんそんなのなくて保護者同伴が必須だし。
どうすればいいんですかねぇ。
みなさんどうしてますか??
夏の課題図書はWonder
長女の現地校が夏休みに入った。
現地校では学年の切り替え時期でもあるので、普通は宿題は出ない。
ところが今年はめずらしく宿題が出た。
それは課題図書Wonderを読んでくること。
夏休み中も読書の習慣を続けたいと思っていたので、渡りに船。
「家族とも一緒に読んでみましょう!」と書いてあったので、私は日本語訳で読もうと思う。(英語で読むことを諦める母)
映画化もされるお話らしいので、楽しみ!
ちなみに夏休み中は担任の先生にリーディングログを提出したりしないので、すぐに怠けてしまうだろうな…と思って、市の図書館が行うサマーリーディングチャレンジに参加することにした。
これは、web上でリーディングログをつけられて、参加者全員で100万分読んだら、図書館に設備が寄付できるというもの。
どんな設備を寄付するかは、参加者の投票で決まるんだって。
お友達と「私は何に投票する」とか話し合って盛り上がってる様子。
その調子で、夏も読書を続けよう!
アメリカ現地校の小学4年生が読んだ本(洋書)
在米4年、小4の娘が今年度読んだ本(洋書)を紹介したいと思います。
4年生が始まる9月、最初に4年生の教室に入って、クラスの本棚を見た娘が言っていたのは、「こんなに分厚い本、読めないよ、、。」でした。
9月~11月
Magic Tree Houseの後編やMagic Animal Friends、RAINBOW magic等、まだまだ低学年向けの本を読んでいました。
Christmas in Camelot (Magic Tree House (R) Merlin Mission)
- 作者: Mary Pope Osborne,Sal Murdocca
- 出版社/メーカー: Random House Books for Young Readers
- 発売日: 2009/08/25
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Bella Tabbypaw in Trouble (Magic Animal Friends)
- 作者: Daisy Meadows
- 出版社/メーカー: Scholastic Trade
- 発売日: 2015/05/26
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Rainbow Magic: Ruby the Red Fairy: The Rainbow Fairies Book 1 (English Edition)
- 作者: Daisy Meadows
- 出版社/メーカー: Orchard Books
- 発売日: 2011/02/03
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11月~1月
Roald Dahlの本を読み始めるようになりました。
また、The Buddy Filesにはまって、シリーズ全編読んでいました。
- 作者: Roald Dahl,Quentin Blake
- 出版社/メーカー: Puffin Books
- 発売日: 2009/01/22
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The Case of the Lost Boy (Buddy Files)
- 作者: Dori Hillestad Butler
- 出版社/メーカー: Albert Whitman & Co
- 発売日: 2010/09
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1月~3月
学校でShilohを読んできたので、シリーズ全編を読みました。
A to Z Mysteriesも面白いと言ってたくさん読んでいました。
そしてとうとう「チャーリーとチョコレート工場」を読み終えました。ここで、私は娘に読解力を完全に追い抜かれました。(「チャーリーとチョコレート工場」挫折した人→私)
- 作者: Phyllis Reynolds Naylor
- 出版社/メーカー: Atheneum Books for Young Readers
- 発売日: 2012/06/26
- メディア: Kindle版
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A to Z Mysteries: The Absent Author
- 作者: Ron Roy,John Steven Gurney
- 出版社/メーカー: Random House Books for Young Readers
- 発売日: 1997/09/23
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Charlie and the Chocolate Factory
- 作者: Roald Dahl,Quentin Blake
- 出版社/メーカー: Puffin Books
- 発売日: 2007/08/16
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3月~6月
勢いがついてきて、HOLES、The City of Ember等を学校で読んでくるようになりました。
あんなに無理だと思っていた本をすらすら読めるようになったようです。
そして今、彼女がはまっているのは、友達に貸してもらったTHE LAND OF STORIESです。
最新刊が今年7月に発売されるということで、全編読むつもりのようです。
- 作者: Louis Sachar
- 出版社/メーカー: Yearling
- 発売日: 2000/05/09
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The Land of Stories: The Wishing Spell
- 作者: Chris Colfer
- 出版社/メーカー: Little, Brown Books for Young Readers
- 発売日: 2013/07/02
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この1年間は毎日30分読書することが宿題で、今手元にある記録だけでも75冊洋書読書したようです。
また、それ以外にも学校でもたくさん読書の時間があったようです。
読める本のレベルがぐぐっと上がり、あっという間に追い越された1年でした。。
この良い習慣を失わないよう、夏休み中も毎日30分の洋書読書を続けていきたいと思います。
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